主力選手欠場も…ベティス指揮官が過密日程を乗り切る秘訣を明かす「心理的な部分が重要」

2022年2月18日(金)18時9分 サッカーキング

主力選手欠場も敵地で勝利を飾ったベティスのペジェグリーニ監督 [写真]=Getty Images

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 ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督が、17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32ファーストレグ ゼニト戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 EL・グループGを3勝1分2敗の2位で通過したベティスは17日に行われた同大会ラウンド32ファーストレグでゼニトと対戦した。スペイン代表MFセルヒオ・カナレスの欠場に加え、昨年11月に行われた同大会グループG第4節で反スポーツ的行為を犯して3試合の出場停止処分が下ったフランス代表MFナビル・フェキルが不在。主力選手を欠いだベティスは8分にMFギド・ロドリゲスのゴールで先制に成功すると、18分にFWウィリアン・ジョゼが追加点を挙げた。その後、一度は追いつかれた同クラブだったが、41分にMFアンドレス・グアルダードが3点目を決めて、再びリードを奪う。試合はこのまま3−2で終了し、ベティスはラウンド16進出へ一歩前進した。

 まず、ペジェグリーニ監督は「やる前から予想していた通りの試合展開。ゼニトは決定的な仕事をするストライカーを擁し、攻撃面では非常に危険な存在。ここでチェルシーと3−3で引き分けたチームが相手だったから、守備面でハードワークしなければならないことは分かっていた」と披瀝。さらに「同点に追いつかれた時、大事なことはその影響を感じずに3点目を取りに行くこと。そして後半は守備をしっかりすることだった。セビリアでの90分を残っているし、ここで勝ったからと言って通過したとは思っていない」と胸中を明かした。

 また、3つのコンペティション(ラ・リーガ、国王杯、EL)を並行して戦うことについて、ペジェグリーニ監督は「国王杯の準決勝に残った3チームは直近のリーグ戦で敗れたけど、私たちは勝つことができた。もし勝てなかったとしても、カナレスやフェキルの不在を責めるつもりはない。勝ったり、引き分けたり、負けたりすることもあるけど、どのように試合をこなしていくかという心理的な部分が重要」と過密日程を乗り切る秘訣を明かした。

 昨年12月に行われたEL・グループG第6節セルティック戦以来のスタメン出場を果たした元スペイン代表MFホアキン・サンチェス。今シーズン限りで現役引退の意向を示している同選手の活躍について、ペジェグリーニ監督は「今日のホアキンの活躍はクラブに対する彼のコミットメントと、40歳という年齢での身体能力の高さを示している。私たちが期待するものをすべて与えてくれた」と1アシストを記録した“ベティコのアイドル”を称賛した。

サッカーキング

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