FC東京、後半の2発で浦和を撃破! アルベル体制の2年目は白星でスタート

2023年2月18日(土)15時57分 サッカーキング

FC東京と浦和が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第1節が18日に行われ、FC東京と浦和レッズが対戦した。

 FC東京はアルベル体制2年目を迎え、昨年の6位からジャンプアップを目指す。一方、浦和は昨季9位。ポーランド人のマチェイ・スコルジャ新監督を迎え、巻き返しを図りたいシーズンだ。

 最初のチャンスは浦和。10分、左サイドを大久保智明が突破し、フリーキックをゲット。これを岩尾憲が直接狙うも、わずかに枠の上へと外れた。

 その後は、FC東京がボールを保持し、浦和が強度の高いプレスで積極的にボール奪取を狙う展開。大きなチャンスは両者とも訪れないものの、球際での激しい攻防が繰り広げられる。

 30分には、FC東京にもファーストチャンス。右サイドから得たコーナーキックの流れから、最後はバングーナガンデ・佳史扶が強烈シュートを放つも、GK西川周作が正面でしっかりキャッチ。

 約3年ぶりに入場制限がなく、全席での声出し応援も可能となり、両サポーターの熱い大声援に包まれた『味の素スタジアム』。前半は0−0というスコアで折り返す。

 48分にはFC東京にビッグチャンス。左サイドからバングーナガンデがグラウンダーのクロスを供給すると、最後は中央にいた新加入の仲川輝人が左足でシュートを放つ。しかし、これはクロスバーにヒットし、得点チャンスを逃してしまう。60分にも小気味良いパス回しから、最後はディエゴ・オリヴェイラがチャンスを迎えるも、得点に結びつかない。

 だが、試合は思わぬ展開で動く。66分、FC東京は左サイドから作ると、途中出場の安部柊斗が切り返す。浦和はゴール前に供給されたボールをクリアしようと試みるも、これが小泉佳穂に当たり、ボールはゴールに吸い込まれた。FC東京が先制する。

 畳み掛けるホームチームは74分、右サイドのスローインから攻撃を開始。中のD・オリヴェイラに展開し、途中から出た渡邊凌磨へ。右足で打ったシュートが最後は相手DFに当たり、2点目を挙げた。

 試合はこのまま終了。FC東京が開幕戦を制し、幸先の良いスタートを切った。次節、FC東京は26日にアウェーで柏レイソルと対戦。一方の浦和は25日に横浜F・マリノスとアウェーで戦う予定となっている。

【試合結果】
FC東京 2−0 浦和レッズ

【得点者】
1−0 66分 オウンゴール
2−0 74分 渡邊凌磨(FC東京)

【スターティングメンバー】
(FC東京)
ヤクブ・スウォビィク(GK);中村帆高、木本恭生、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ・佳史扶(69分→長友佑都);小泉慶、東慶悟(HT→安部柊斗)、松木玖生;仲川輝人(69分→渡邊凌磨)、ディエゴ・オリヴェイラ(88分→ペロッチ)、アダイウトン(80分→塚川孝輝)

(浦和)
西川周作(GK);酒井宏樹(81分→大畑歩夢)、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩;伊藤敦樹、岩尾憲;ダヴィド・モーベルグ(56分→松崎快)、小泉佳穂(69分→関根貴大)、大久保智明;ブライアン・リンセン(69分→興梠慎三

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