レッドブルF1代表、ホンダと共闘2年目の2020年に期待「ホンダのレース屋としてのプライド感じる」

2020年2月19日(水)16時57分 AUTOSPORT web

 2月19〜21日にスペイン・バルセロナで行われるF1の2020年プレシーズンテスト1回目に向けて、ホンダ製パワーユニットを積むアストンマーティン・レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「メルセデスとフェラーリに対してどれだけチャレンジしていくことができるのか、非常に楽しみ」と語り、期待感を示した。


 2019年からホンダとタッグを組んでF1を戦っているレッドブル。昨年はマックス・フェルスタッペンがシーズン3勝を挙げてドライバーズランキング3位につけ、コンストラクターズランキングでも3位に食い込んだ。


 ホンダとともに挑む2年目のF1シーズンに向けて、チームは新型マシン『RB16』を製作。引き続き、フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンのふたりにステアリングを託す。


 シーズン初戦のF1オーストラリアGPに先駆けて、スペインのバルセロナで行われるプレシーズンテスト1には、フェルスタッペンとアルボンのふたりが参加。19日の初日はフェルスタッペン、20日の2日目はアルボン、最終日の21日はふたりがマシンをシェアしてデータ収集に努める。


 2020年シーズン最初の合同セッションに向けて、ホーナー代表は「2019年をポジティブな形で終えたことにより、チームのなかでも新シーズンへの期待感が高まっている」と語った。


「パートナーシップの1年目となった昨年、ホンダはシーズンを通してコンスタントにPU(パワーユニット)の改善を続け、そのパフォーマンスをどんどん力強いものにしていった」


「2年目のシーズンへ向けたオフシーズン中の彼らの仕事ぶりは非常に印象的で、(今年のマシンである)RB16に合わせたPUを搭載するプロセスは、昨年よりもさらにスムーズなものになった。その精巧さは芸術品といっても過言ではない」


「フェルスタッペンとアルボンの両ドライバーは非常に高いモチベーションでシーズンに臨んでいるし、2019年をポジティブな形で終えたことにより、チームのなかでも新シーズンへの期待感が高まっている」


「ホンダは我々と同じく情熱的なレースチームだから、一緒にいい成績を残したときには彼らのなかにあるレース屋としてのプライドを感じることができる」


「私たちはともに同じゴールを描いているから、その目標に向けてメルセデスとフェラーリに対してどれだけチャレンジしていくことができるのか、非常に楽しみにしている」


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