メッシが異例の釈明! 中国版Xで親善試合の欠場騒動&日本での出場理由を告白「最悪の事態に陥るリスクもあったんだ」

2024年2月20日(火)5時0分 ココカラネクスト

神戸戦のピッチに立ったことで波紋を呼んだメッシ。この騒動についに本人が口を開いた。(C)Getty Images

 騒動を収めるべく偉才が口を開いた。

 現地時間2月19日、米メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、中国版のX(旧ツイッター)と言われる「ウェイボー」の公式アカウントを更新。世間を賑わせた親善試合の欠場騒動について「多くのことが真実ではない」と弁明した。

【動画】メッシ欠場にブチギレ! 特別ポスターを破壊する香港ファンをチェック

 物議を醸したのは、クラブが実施したアジアツアー中の欠場だった。

 今月4日に香港で同国のリーグ選抜との親善試合に臨んだインテル・マイアミ。そのなかで、「興行の顔」であったメッシは内転筋の違和感を理由に休養。この時点で香港のファンからは批判の声が上がっていた。

 そして、騒動をより過激化させたのは、わずか3日後に東京で行われたヴィッセル神戸戦だった。メッシは60分から約30分間にわたって、華麗なプレーを見せたのである。これによって香港、そして中国で“嫌メッシ”に拍車がかかり、一部の政治家からも追及の声が殺到。ついには今年3月に杭州と北京で予定されていたアルゼンチン代表戦(ナイジェリアとコートジボワール)が急遽中止にもなった。

 批判を受け、国際的な影響を及ぼす事態となるほどの大事になったためか、メッシ本人が中国版のSNSで釈明した。

 投稿に添付した動画内で「誰もが知っているように、僕は常にプレーしたいと思っている」と切り出した天才は、「政治的な問題や、それとは関係のない多くのことが原因で、僕がプレーを望んでいなかったとも聞いている」と続け、こう断言する。

「もしも政治的な理由なのだとしたら、キャリアをスタートさせてから何度も日本に行ったり、中国に行ったりすることはなかった。僕は常に中国と非常に親密な関係にあり、インタビューや試合、イベント、そして多くの試合をバルセロナと代表チームの両方で行ってきた」

 さらに「前日はトレーニングしてプレーできるように努力しようとした。でも、最後の最後まで内転筋に違和感があってプレーできなかったし、最悪の事態に陥るリスクもあったんだ」と強調したメッシは、日本でのプレーを決めた理由も明かしている。

「日が経つにつれて、少しずつ状態が良くなってきていた。だから、これから始まるあらゆることに備えてフィジカルを向上させるために日本ではプレーした。すでに言ったと思うけど、いろいろ言われているなかで、もう一度言うことが重要だと思った。中国のすべての人々に愛を送りたい」

 異例の釈明に、中国側の怒りは収まるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「メッシ」をもっと詳しく

「メッシ」のニュース

「メッシ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ