町田・黒田監督、シーズン序盤の心構え説く「始まったばかり。ただ“残り37試合ある”とも思いたくない」
2025年2月20日(木)14時7分 スポーツニッポン
FC町田ゼルビアは22日に味の素スタジアムでFC東京戦に臨む。20日は町田市内のクラブ施設で非公開練習を実施。黒田剛監督(54)が練習後の取材に応じ、シーズン序盤戦の心構えを説きながら立て直しを誓った。
「(シーズンは)まだ始まったばかり。ただ“残り37試合ある”とも思いたくない。“これが最終ゲームだ”という感覚でも戦いたい。そこは選手たちと共有しながら厳しい目を持って戦わなければいけない」
開幕節・広島戦は逆転負け。DF菊池流帆とDF岡村大八が負傷交代するアクシデントも発生し、自慢の守備が崩れた。前日19日の全体練習ではシュートブロックを入念に確認。「アクシデントが出た時にどう対応するか、常日頃から考えておかないといけない。失点、敗戦には必ず原因がある。その原因をみんなで共有し、改善させていく。それに尽きる」と語る。
黒田体制となって連敗したのは昨季終盤の一度(第32節・広島戦、第33節・川崎F戦)だけ。今季はいきなり開幕2試合目にして修正力が試される。指揮官は「いい時も悪いもある。でも、連敗に対して慣れてないので、見てる側も悲劇的なところを感じるだろうし、自分自身もそう。だからこそ、最初から連敗したくない思いがある」と意気込んだ。