元伊代表伝説の10番バッジョ氏、動物愛護団体による名誉棄損で訴訟へ

2018年2月21日(水)12時14分 サッカーキング

アッズーリ伝説の10番と呼ばれているバッジョ氏 [写真]=Getty Images

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 元イタリア代表FWロベルト・バッジョ氏が、動物愛護団体の主催者を名誉棄損で訴えたようだ。20日付でイタリア衛星放送局のニュース番組『スカイTG 24』のウェブサイトが伝えている。

 ハンティングを趣味としていることで知られるバッジョ氏は、イタリア国内の動物愛護団体『100% アニマリスティ(動物愛護家)』より、インターネット上で誹謗中傷の被害を受けたという。同団体は2016年に、ハンティングを楽しむ同氏が仏教徒を公言していることについて、「勇気ある行動」と皮肉をこめて批判。バッジョ氏はこの行為を名誉棄損とし、同団体の主催者パオロ・モカヴェロ氏に対し訴訟を起こしたという。

 今月18日に51歳の誕生日を迎えたばかりのバッジョ氏は、翌19日にパドバ裁判所で行われた第一回口頭弁論に出廷。しかし、被告は法廷に姿を見せなかったため、担当裁判官により審理は4カ月後の6月18日に延期されたという。

 同団体は、ネット上での誹謗中傷の他に、バッジョ氏の自宅前に横断幕を設置してハンティング愛好家であることへの抗議活動を行っていたようだ。また、報道と同日にHP上で、仏教徒としてハンティングは有るまじき行為であり、名誉棄損には当たらないと主張。さらに、イタリア代表が優勝を逃した1994年のワールドカップ アメリカ大会の決勝、ブラジル戦でのPK失敗を揶揄するコメントを掲載している。

 サッカー界ではハンティングを趣味にしている名選手は多い。その1人であるマンチェスター・Uに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチも、過去に母国の動物愛護団体から非難を受けている。

(記事/Footmedia)

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