友野一希の4位が最高、日本男子が四大陸選手権で9年ぶり表彰台逃す…壺井達也5位・三浦佳生6位
2025年2月22日(土)21時27分 読売新聞
男子シングル4位だった友野一希=AP
アイスダンスは吉田唄菜・森田真沙也組8位
【ソウル=岡田浩幸】フィギュアスケートの四大陸選手権は22日、ソウルで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位で世界選手権(3月・米ボストン)代表の壺井達也(シスメックス)は156・86点で5位となり、合計234・93点で5位だった。友野一希(第一住建グループ)が4位、三浦佳生(オリエンタルバイオ)が6位で、男子で日本勢が表彰台を逃したのは2016年大会以来(21年大会はコロナ禍で中止)。SP首位のミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)がフリーも1位で、合計285・10点で優勝した。
アイスダンスは吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が8位、田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)は11位だった。
友野納得「攻めた演技ができた」
友野は冒頭に予定していた4回転—3回転の連続ジャンプは二つ目が2回転になったが、後半のジャンプは全て成功させ、「攻めた演技ができた」と納得の表情を見せた。これが今季最後の試合。練習で好感触をつかんでも試合では結果が出ない日々が続いた。「難しいシーズンだったが、学びは多かった。来季は(うまく)いける気しかしない」と前を向いた。