MotoGP:テック3に変わるヤマハの新たなパートナーはロッシが主宰するVR46か

2018年2月23日(金)15時21分 AUTOSPORT web

 MotoGPクラスのサテライトチームであるモンスター・ヤマハ・テック3の母体、テック3とのパートナーシップを2018年いっぱいで終了することになったヤマハ。これにより、テック3はKTMとタッグを組むというウワサが浮上。また、バレンティーノ・ロッシが主宰するスカイ・レーシング・チーム・VR46が2019年にヤマハのサテライトチームとしてMotoGPクラスに参戦する可能性が高くなった。


 ヤマハとのパートナーシップを終了することになったテック3は、南フランスに拠点を置くチームで、1985年よりGP250クラスで世界グランプリに参戦。当初はフランス・ホンダのレース運営を担っていた。


 1992年と1993年にはスズキのGP250チームの運営を担当。その後、1994年には再びホンダ系チームとして参戦したが、1999年にヤマハのGP250クラスチームの運営母体となり、1999年より世界グランプリフル参戦を開始した日本人ライダーの中野真矢の所属チームとなった。


 2000年には中野とオリビエ・ジャックがチャンピオン争いを展開し、ジャックがGP250クラスチャンピオンを獲得。2001年には中野、ジャックと共に最高峰のGP500クラスにステップアップ、以後、ヤマハのMotoGPサテライトチームとして活動してきた。


 ヤマハとテック3は、2019年より新しいパートナーとの協力関係を結ぶことになるが、具体的な名前はまだ明かされていない。


 テック3はKTMと組むのではというウワサもあるが、その場合、KTMのファクトリーチームのメインスポンサーはレッドブルであり、テック3はそのライバル関係にあるモンスターエナジーのサポートを受けて来たという背景を持つ。


 また、ヤマハには以前からロッシが主宰するVR46チームが、サテライトチームの一翼を担うのではというウワサもあり、ロッシの動向とともに注目が集まる。






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