ベッテル「フェラーリF1『SF71H』は大きな進歩を果たした」タイトルもたらす“隠れた魔法”に期待

2018年2月23日(金)9時31分 AUTOSPORT web

 スクーデリア・フェラーリの2018年型F1マシン『SF71H』の発表会に出席したセバスチャン・ベッテルは、昨年よりさらに優れたパフォーマンスを発揮するマシンであるとの自信を示し、早く走行して感触を確かめたいと語った。


 22日、フェラーリは本拠マラネロでニューマシンの発表会を行った。当日はフェラーリ会長セルジオ・マルキオンネ、チーム代表マウリツィオ・アリバベーネ、テクニカルディレクターのマッティア・ビノット、レースドライバーのベッテルおよびキミ・ライコネン、新たに開発ドライバーに起用されたダニール・クビアト、ジュニアドライバーのアントニオ・ジョビナッツィらが出席、多くのゲストの前でSF71Hが披露された。


「ここに立っていると、すごく特別な気持ちになる」とベッテルは発表会において語った。
「早く走って、このマシンがどういうパフォーマンス、どういう挙動を見せるのかを確認したい」


「去年のマシンから大きな進歩を果たしたと思う。実際に走った時にそういう答えを得られればいいなと思っている」


「皆が努力を注ぎ込み、たくさんのエリアで細かいところにまで注意を払ったと聞いている」


「本当の魔法は外からは見えない部分に起こるものだ。細かい部分のすべて、小さなパーツのひとつひとつが大きな違いを生み出す」


 現段階でベッテルはシート合わせのためにマシンに乗り込んだのみで、25日のシェイクダウンの際に初めて走行することになる。


「毎年、細かい部分が変わっている。レギュレーションにあまり変更がなかったので、シャシーには昨年型が大きく反映されているけれど、それでもシートポジションは多少違っている。それを快適に感じられることが重要だから、問題がなくてよかった」


 ベッテルは2017年に5勝を挙げ、フェラーリはドライバーズ、コンストラクターズランキングともに2位を獲得した。今年は王者メルセデスを倒し、悲願のタイトルをつかむことを目指す。 
 
 フェラーリは『SF71H』のシェイクダウンを、プレシーズンテストがスタートする前日の25日、バルセロナのカタルニアサーキットで行うことを予定している。


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