ランボルギーニ、『ウラカンEvo スパイダー』を発表。ジュネーブショーで初披露へ

2019年2月27日(水)15時21分 AUTOSPORT web

 2月26日、ランボルギーニは新型オープンモデル『ランボルギーニ・ウラカンEvo スパイダー』を発表した。同モデルは3月7日からスイスで開催されるジュネーブモーターショー2019で初披露される。


 2019年1月に公開されたランボルギーニ・ウラカンEvoに続くシリーズ第2弾として登場したウラカンEvo スパイダーは、クーペの卓越したパフォーマンスにオープンエアの高揚感をプラスした一台だ。


 スパイダーは先月登場したウラカンEvoと同様に、革新的な次世代ビークルダイナミクス・コントロールと従来のスパイダーモデルと比べて5倍以上となる空力効率、ダウンフォースを生む優れたエアロダイナミクスを備え、ドライバーの思うままの洗練された走りを実現するという。


 エンジンはウラカン・ペルフォルマンテから受け継いだ5.2リットルV10自然吸気エンジンを車両ミッドに搭載。そのスペックは最高出力640馬力、最大トルク600N・mを誇る。また、0-100km/h加速は3.1秒、最高速度は325km/hをマークする。


 ルーフは電動油圧式軽量ソフトトップが採用され、その開閉はセンターコンソール上に配されたボタン操作のみで可能となる。開閉時間は時速50キロ走行時でわずか17秒だ。


 インテリアではアルカンターラとレザーを組み合わせ、ステッチ、トリムのディテールをボディカラーの色調に合わせた“Evoトリム”といったオプションを含むスタイルパッケージが各種用意される。このなかにはランボルギーニが特許を持つカーボンスキルなどの軽量素材も選択可能だという。


「『ウラカンEvo スパイダー』はEvoクーペの性能、次世代ビークルコントロールおよびエアロダイナミクス機能をすべて備えた上に、オープントップならではの個性的かつエキサイティングな走りを実現する」と同車を紹介するのはランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO。


「スパイダーはウラカンEvoとしての革新的な躍進を遂げ、応答性の高いスーパースポーツカーとして楽しめるだけでなく、極めて運転しやすいクルマだ」


「特にルーフを下げた状態では、自然吸気エンジンのエモーショナルなサウンドと洗練された軽量エキゾーストシステムが、走りの体感に新たな境地を開く。デザイン、パフォーマンス、爽快なオープンエアでの走りは文字どおり息をのむ素晴らしさだと考えているんだ」


 新登場の20インチAesirホイール、F1や各種モータースポーツでお馴染みのピレリPゼロタイヤを装着するランボルギーニ・ウラカンEvo スパイダーの日本での価格は3282万7602(税抜)となっている。

ランボルギーニ・ウラカンEVO スパイダー−エクステリア・リヤ
ランボルギーニ・ウラカンEVO スパイダー−エクステリア


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