リーズ、プレミア復帰に導いたビエルサ監督を解任…今季はリーグワースト60失点

2022年2月27日(日)20時26分 サッカーキング

ビエルサ解任 [写真]=Getty Images

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 リーズは27日、マルセロ・ビエルサ監督の退任を発表した。

 現在66歳のビエルサ監督は、2018年夏にリーズの監督に就任。2年目の2019−20シーズンはチャンピオンシップ(2部)を制し、名門を16年ぶりにプレミアリーグの舞台へと導いた。

 昨シーズンはアグレッシブなスタイルでプレミアリーグに旋風を巻き起こし、昇格組としては過去最高となる勝ち点「59」で9位フィニッシュを果たした。しかし、今季はここまで5勝8分13敗で16位と低迷し、2試合消化の少ない降格圏バーンリーとは勝ち点差「2」。直近5試合連続で3失点以上を喫しており、失点数はリーグワーストの「60」となっている。

 ビエルサ監督の解任を決断したリーズのアンドレア・ラドリッツァーニ会長は、公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「マルセロのクラブでの成功を考慮すると、私が在任中にしなければならなかった最も厳しい決断でした。私はクラブの利益のために行動しなければならず、プレミアリーグの地位を確保するために、今、変化が必要だと考えています。最近の成績とパフォーマンスは我々の期待に応えていない。もちろん、私自身、そしてクラブの全員がマルセロの努力と功績に感謝し、彼の今後の活躍を願っています」

 なお、リーズの発表によると、同クラブは本拠地『エランド・ロード』でビエルサ監督の功績を讃える計画を進めている模様。詳細は追って発表される予定だという。

 リーズは28日にも後任の新監督を発表するとしている。イギリス紙『ガーディアン』などによると、ザルツブルクやライプツィヒなどを率いてきたアメリカ人指揮官ジェシー・マーシュ氏の就任が濃厚だ。

サッカーキング

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