巨人・阿部監督 722日ぶり単独首位も「まだまだ、これから」 岡本和2発には「いいきっかけに」
2024年5月11日(土)21時37分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人4—3ヤクルト(2024年5月11日 神宮)
巨人は敵地でヤクルトに1点差で逃げ切り勝ちを収め、今季2度目の4連勝。貯金を今季最多タイの4とし、3カード連続の勝ち越しを決めた。
この結果、デーゲームで敗れた阪神を抜いて単独首位に浮上。巨人の単独首位は2022年5月20日以来722日ぶりとなっている。
先発右腕・菅野が初回に1点先制を許したが、岡本和が2回に4試合13打席ぶり安打となる6号ソロを放って追いつくと、4回には岡本和が今季初の1試合2本塁打&2打席連発となる7号2ランを放って勝ち越し。さらに前日10日の同戦で3年ぶりに本塁打を放った小林が今度は2年ぶりの二塁打となる適時二塁打を放って4—1とリードを3点に広げた。
4—2で迎えた9回には4番手左腕・バルドナードが先頭のサンタナに右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、続く長岡には左前打されて無死一、三塁のピンチ。中村の三ゴロは坂本の好守で併殺に仕留め、その間に1点を失って1点差に迫られたが、逃げ切った。
阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。
——岡本和のホームラン。
「ね、大きいね。崩されてもね、ああやって飛ぶんだから。いいきっかけになってくれたらいいよね」
——菅野。
「その後に投げた投手もみんな頑張ったので、勝てたんじゃないかなと思います」
——坂本も好守。
「そうですね。さすがですね」
——首位。
「まだまだ、これから。チームはやるべきことをやるだけです」