スピンを繰り返すフェルスタッペン。僚友アルボンはレッドブルRB16への懸念を否定
2020年2月28日(金)11時7分 AUTOSPORT web
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、第2回プレシーズンテスト2日目の午後を担当、この日は風が強く、その影響でマシンの感触をつかむのが難しかったと語った。
61周を走ったアルボンは、1分18秒393(C2タイヤ)で13人中10番手となった。
「リズムはよかったと思う。ただ、風の影響を受けた」とアルボンは語った。
「コース上で風が強く、バランスを読み取るのが簡単ではなかった。その他の面ではまずまずだったよ」
レッドブルRB16は昨年型マシンより良くなったと感じるかと聞かれたアルボンは、「実際どうなのかを判断するのは難しい」と答えた。
「ここは風がとても強いからね。これだけの風が吹くと、判断するのは簡単ではない。ただ、感触はいいよ。全体的に僕らのマシンはどういうコンディションでもいい感じだ」
チームメイトのマックス・フェルスタッペンは午前セッションを担当、前日の雨で濡れていた路面でコントロールを失い、スピンを喫してコース脇でマシンをとめた。フェルスタッペンは今年のテストで何度もスピンを喫しているが、レッドブルRB16は昨年型よりドライブしづらいマシンなのではないかと問われ、アルボンはそういった見方を打ち消した。
「そうでもないよ。今はテスト期間だ。プッシュして、マシンがどこまでやれるかを確かめている。説明するようなことは何もない。他のチームを見ても、風でスピンをしているドライバーはたくさんいた。難しいコンディションなんだ」