2階級制覇目指す元WBO世界王者・谷口将隆、日本王者・高山涼深らワタナベジム勢がフィリピン合宿

2025年2月28日(金)12時58分 スポーツ報知

フィリピン・マニラで練習するワタナベジムの選手たち(ワタナベボクシングジム提供)

 プロボクシングの元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(31)らワタナベジムの選手が、フィリピン・マニラの名門エロルデジムで合宿を開始した。ライトフライ級で世界2階級制覇を目指す谷口は、ジムを通じて「次戦は未定ですが、久しぶりの海外スパー合宿なのでしっかりと課題を意識して、強くなって帰ってきます!」とコメントした。

 合宿に参加しているのは、谷口のほか、日本スーパーフライ級王者・高山涼深(28)、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級7位・細川兼伸(22)、WBOアジアパシフィック・女子フェザー級王者・藤原茜(37)、プロデビュー前で2025年新人王戦への出場を予定している當山颯真(17)の計5選手。

 合宿は朝6時からの7キロのロードワークで始まる。正午からシャドーボクシングとスパーリングが中心の練習を行い、午後4時からは6〜12ラウンドのシャドーなどで汗を流す。フィリピン人選手たちと合同で練習し、日本では経験できない環境で自らを鍛え上げている。

 4月22日にスーパーフライ級1位の山口仁也(三迫)と4度目の防衛戦を控える高山は、「今回のフィリピン合宿で良いところを伸ばし、悪いところを修正し試合に向け良い刺激をもらって帰ってきます!」と気合。

 4度目のフィリピン合宿となる細川は「こっちでは日本で味わえないトレーニングがいっぱいあって、海外ならではのボクシングを経験できるので、今回も自分の成長にとても大切な経験になると思います。できることを一生懸命頑張ってきます」。

 3月29日にドイツでWBF(JBC未公認)世界女子スーパーフェザー級タイトルマッチに挑む藤原は「フィジカル的なタフさはもちろんですが、日々をしっかりと充実させて、メンタル面でも海外で戦えるよう改めて鍛え直してきます!」と意気込んだ。

 合宿は3月5日までの予定。

スポーツ報知

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