「フジナミとオオタニは期待に応えた」オープン戦デビューの藤浪晋太郎に現地メディアが賛辞!「メジャーで通用する」との評価も

2023年3月1日(水)19時5分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 注目を集めた「日本人対決」は両投手が好投を繰り広げた。

 2月28日に行われたエンゼルス対アスレチックスのオープン戦で大谷翔平(28)と、新たにアスレチックスに加入した藤浪晋太郎(28)がそれぞれ先発登板し、ともに相手打線を無失点で抑えた。

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 同学年、プロ入り同期の2人の先発が発表されて以降、日米両国のファン、関係者から関心を寄せられて迎えたこの日のゲームで、メジャー初マウンドとなった藤浪は2回を被安打1、3奪三振を記録している。また、今オープン戦で初めての投球となった大谷も2回1/3を投げ2つの三振を奪った。

 米国内では、両者の高校時代の関係もすでに伝えられており注目度も高まっていた中での、メジャーで実現したこの日の投げ合いは各メディアが大きく報じている。

 米国スポーツサイト『SBNATION』ではメジャーの実戦で初めて登板した藤浪の投球にフォーカス。ゲーム終了後に配信されたレポートでは「オオタニの実力はすでにわかっていた。フジナミは以前こそ日本人のトッププロスペクトだったものの、アスレチックスファンからもメジャーリーグにどのように適応するかが疑問視されていた」として、登板前のファンの反応を記している。

 その上で「アメリカでのデビュー戦では、彼はそのクエスチョンマークを取り払うに十分な投球をみせ、対戦相手に匹敵するパフォーマンスを繰り広げた。フジナミはプレッシャーと状況を考慮すれば、予想以上の内容だった」とこの日の投球を称賛。またこの日の両者の内容を「春の野球界で最も興味をそそられる試合の一つだった、フジナミとオオタニはその期待に応えた」と表現した。

 また、同じく国内メディア『FANNATION』も藤浪のオープン戦デビューを報じており「前評判通りの実力」「メジャーリーグで通用することは間違いなさそうだ」と評しており、さらに「火曜日、彼はテストに見事に合格した」と綴っている。

 大谷の投球について振り返っているのはメジャー公式サイト『MLB.com』だ。同メディアは「オオタニは2イニングを投げる予定だったが、3回に入りさらに2人の打者と対戦するほど、効率的なピッチングだった。彼は34球を投げ、2四球、2三振、速球は時速98マイルに達した」と説明しており、また、今季より導入のピッチクロックにも問題なく対応していたことも付け加えている。

 初のメジャーのオープン戦で上々のデビューを飾った藤浪、そして米球界の顔として新たなシーズンに挑む大谷。この日、同じマウンドに登ったことで、かつて鎬を削った盟友の新しい物語の始まりとなることを多くのファンが期待している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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