ミラン、“210分スコアレス”の激闘制して伊杯決勝へ…PK戦でラツィオ撃破

2018年3月1日(木)10時24分 サッカーキング

ミランがラツィオとの激闘を制し、ユーヴェの待つ決勝へ [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが2月28日に行われ、ラツィオとミランが対戦した。

 1月31日にミランのホームで行われたファーストレグはスコアレスドローに終わった。決勝進出を懸けるセカンドレグ、ホームのラツィオはルーカス・レイヴァやチーロ・インモービレらが先発出場。対するミランはGKジャンルイジ・ドンナルンマやレオナルド・ボヌッチ、スソ、パトリック・クトローネらが先発メンバーに名を連ねた。

 ラツィオは開始5分、インモービレが左サイドからのクロスに反応してヘディングシュートを枠に飛ばしたが、GKドンナルンマがファインセーブ。以後もラツィオの構成が続くが、決定機を活かすことができない。ミランも18分、ミドルシュートのこぼれ球に反応したクトローネが至近距離から狙ったが、相手GKに阻まれて得点ならず。前半は0−0で終了した。

 ミランは59分、ペナルティーエリア左側でパスを受けたハカン・チャルハノールが左足で狙ったが、枠を捉えられず。76分にはラツィオが右CKからチャンスを迎えたものの、得点には至らなかった。結局、90分を終えても決着がつかず。延長戦へ突入した。

 ミランは98分、チャルハノールが直接FKを枠に飛ばしたものの、相手GKに阻まれて得点はならず。前後半15分の延長戦を終えても、ゴールが決まることはなかった。ファーストレグと合わせて210分間、スコアレスという激闘に。決勝進出の行方はPK戦へ持ち越された。

 後攻のミランは1人目のリカルド・ロドリゲス、2人目のリッカルド・モントリーヴォが連続失敗。だが、3人目からは5人連続で成功した。一方のラツィオは1人目のインモービレこそ成功したものの、2、3人目のシュートがGKドンナルンマに阻まれた。そして7人目のキッカーを務めたルイス・フェリペのシュートが枠の上へ。ミランはアレッシオ・ロマニョーリが落ち着いて決め、ついに決着した。

 PK戦のスコアは5−4。ミランが激闘を制し、決勝進出を決めた。5月9日に行われる決勝では、史上初の4連覇を狙うユヴェントスと対戦する。なお、次戦は3月4日のセリエA第27節でインテルとのダービーマッチを控えている。ラツィオは3日、2位ユヴェントスをホームに迎える。

【スコア】
ラツィオ 0−0(2試合合計:0−0/PK:4−5) ミラン

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