小祝さくらはパット“ポン、ポン、ポン”で急浮上

2024年3月2日(土)17時44分 ALBA Net

薄氷予選通過→12位。歴代覇者の小祝さくらが急浮上した(撮影:上山敬太)

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<ダイキンオーキッドレディス 3日目◇2日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>

“裏街道”の10番からスタートした小祝さくらが、一気に順位を上げた。初日は3オーバーの74位タイ、2日目は最終ホールのバーディでかろうじて予選突破の41位タイ。3日目はこの日2番目のスコア「67」をマークし、トータル3アンダーの12位タイに浮上した。


出だしの10番で4メートルを沈めて大歓声を浴びた。「そんなにきのうと変えたところはないんですけど、パットがきょうは入ってくれました」。12番、13番でも気持ち良くバーディパットを決めると、1ボギーを挟み18番でもバーディ。3つ戻して後半へ向かう。

「ポン、ポン、ポンと入ってくれた」と決まり出せば止まらない。クセのあるコーライグリーンの強い目をものともしない強気の転がりで、初日の借金を一気に返す事に成功する。

初日は「32」パット、2日目は「28」で、この日は「26」と日々改善。「初日に比べると良くなっている」と後半の6番、7番でもそれぞれ5メートルを決めきった。8番をボギーとしたが、今季初の60台。冷たい風が吹き荒れる中での好プレーで、上位が見える位置まで順位を上げた。

「きのうは厳しいところからなんとか予選通過できて、今日はスコアを伸ばすことができた。きのうの一打がつながっている」。2021年大会ではトータル14アンダーでツアー3勝目を挙げたゲンのいい場所。「感覚も悪くないので、ベストを尽くして自分の力をぜんぶ出し切れるように」と、一気にリーダーボードを駆け上がるつもりだ。


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