ウルブス撃破で暫定6位浮上！…クロップ監督が手応え語る「全てがポジティブだった」

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ウルヴァーハンプトン（ウルブス）戦を振り返った。3月1日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第7節延期分が現地時間3月1日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』でウルブスと対戦した。緊迫した展開が続く中で迎えた73分、セットプレーの流れからフィルジル・ファン・ダイクのヘディングシュートで先制すると、直後の77分には左サイドの見事な崩しからモハメド・サラーが追加点をマーク。その後はウルブスの反撃を許さず、2−0でゲームを締めくくり、公式戦3試合ぶりの白星を手にした。

　今シーズンのプレミアリーグでは開幕から不振に陥っていたリヴァプールだが、直近のリーグ戦では4戦無敗。今節の勝利により順位も暫定6位まで浮上している。クロップ監督は試合内容を振り返りつつ、完封勝利を収めたチームのパフォーマンスを次のように称賛した。

「ゲーム全体の流れは我々にとって非常に重要な意味を持っていたと思う。多くの良いプレーが見られたし、自分たちのすべきプレーができていた。前半の数分間は少し焦っているようにも見えたが、落ち着きと忍耐力を取り戻し、正しい方法でプレーすることができた。後半はゴールが無効になったあたりからプレッシャーを強め、良いシチュエーションが多く見られた。我々のパフォーマンスは非常に良く、チームにとって重要なものだった。クリーンシートも有益だ。これらは全て我々にとって非常にポジティブなことだよ」

　復調の兆しを見せるリヴァプールは、現地時間5日に控える第26節でホームにマンチェスター・Uを迎える。クロップ監督は、直近の公式戦11試合無敗と好調を維持している同クラブとの対戦に向けて次のように意気込みを示した。

「可能な限り最高の形で臨みたいと思っているが、大きな挑戦であることに変わりはない。マンチェスター・Uは現在最も好調のチームの一つと言えるだろう。しかし会場は『アンフィールド』で我々にとってはホームゲームだ。今夜の会場の雰囲気は最高で、共に戦っているように感じることができた。日曜日の試合でもそれが必要になる。難しい試合になると思うが、これまでの結果や戦績がどうであれ、迎え撃たなければならない。あらゆることを試みるつもりだ」