CL・ソシエダ戦は“重要な一戦”だが…エンリケ監督、エンバペ関連の質問多数に「答えたいものだけに答える」

2024年3月5日(火)12時0分 サッカーキング

前日会見に出席したエンリケ監督 [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、5日のレアル・ソシエダ戦に向けた前日会見に出席した。4日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 悲願のビッグイヤー戴冠を目指しているPSGは、ラウンド16でレアル・ソシエダと激突。本拠地『パルク・デ・プランス』でのファーストレグを、FWキリアン・エンバペとFWブラッドリー・バルコラのゴールで、2−0と先勝している。

 昨年11月のCL・ミラン戦以降公式戦20試合無敗、ファーストレグで2点のアドバンテージを有するなど、PSGは好調を維持したままセカンドレグを迎えた。ただ対照的に、ピッチ外ではエンバペの去就を巡った報道が連日続いており、指揮官が「彼なしでプレーすることに慣れる必要がある」という理由から、直近のモナコ戦でハーフタイムに交代を命じたことが、より一層拍車をかけていた。今回の前日会見でも、同選手に関する質問が多く飛び交ったなか、手練手管を尽くして明言を避けたエンリケ監督は「とても簡単なことだ。記者が望む質問を受け、それに対して私が答えたいものだけに答える。これが私のスタイル」としつつ、「明日の試合は我々にとって非常に重要だから、これ以上コメントすることはない。こないだのように早々に彼を下げるか? イエスかノーか、誰にもわからない…」とだけ述べた。

 そして、エンリケ監督はレアル・ソシエダ戦を見据える。同指揮官は「チームはチャレンジ精神に溢れ、ここまでのシーズンでそうしてきたように、試合に臨むことを願っている。このチームの出来に手応えを掴んでいるし、彼らのスタジアムでは難しいだろうけど、ラ・レアルに勝つことが目標」と意気込んだ。

 また、直近の公式戦10試合で2勝と不調の対戦相手については「どのチームも良い時期と悪い時期を経験する。今のラ・レアルは最高の状態ではないかもしれないけど、恐ろしいチームであることは間違いない」と強調。続けて「チャンピオンズリーグのセカンドレグに簡単なものはなく、(ファーストレグの)結果は良いものだが、正しい姿勢で臨まなければミスを招くことになる。気を引き締めなければ、悲惨な状況に陥ってしまうんだ。当然、我々はそうならないように心がけているよ」と語っている。

 日本時間6日の5時にキックオフを迎える一戦は、どちらに軍配が上がるのだろうか。

サッカーキング

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