ポルシェ、最高出力520馬力の『ニュー911 GT3 RS』を世界初公開。未来を見据えた電動コンセプトも

2018年3月6日(火)21時12分 AUTOSPORT web

 3月8日に一般公開を迎える第88回ジュネーブモーターショーにおいて、ポルシェは高性能スポーツ『ニュー911 GT3 RS』を初公開。あわせて電動クロスオーバーのコンセプトスタディモデル『ミッションEクロスツーリスモ』もお披露目した。


 ポルシェがジュネーブで公開した2台のうち、ニュー911 GT3 RSはポルシェ史上もっともパワフルな公道仕様の1台。心臓部には最高回転数9000rpmという高回転型の4リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載する。


 このエンジンは最高出力520馬力を誇り、モータースポーツ由来のチューニングが施されたシャシーと組み合わされることで、停止状態から時速100キロまで3.2秒、最高時速312キロというパフォーマンスを発揮する。


 あわせて発表されたミッションEクロスツーリスモは、2015年のフランクフルトショーで披露されたミッションEがベースとなっている1台。

ジュネーブモーターショーで公開された『ミッションEクロスツーリスモ』


 心臓部にはパーマネントマネージメントシステムモーターを2基搭載し、最高440kW(600馬力)を発生。停止状態から3.5秒以内に時速100キロに到達、時速200キロまでの到達時間は12秒以内と、その性能は上述したニュー911 GT3 RSと遜色ないパフォーマンスを発揮する。

ジュネーブモーターショーで公開された『ミッションEクロスツーリスモ』


 また、ポルシェによれば、ミッションEクロスツーリスモ最大の特徴は「ほかの電気自動車と異なり、一切のパフォーマンスを失うことなく、このようなフル加速を幾度か連続して行うことができること」だという。


 ポルシェAG社長のオリバー・ブルーメは「スポーティーさとユニークなスタイルでの利便性を両立したミッションEクロスツーリスモは、我々がどのように電気駆動自動車を捉えているかを表しているモデルだ。当然のことながら動力性能に優れ、充電に時間を要すこともない。さらにその高いパフォーマンスは幾度も続けて発揮することが可能だ」と述べている。

ジュネーブモーターショーで公開された『ミッションEクロスツーリスモ』


 なお、このミッションEの市販車モデルは2019年にワールドプレミアされる予定だ。


AUTOSPORT web

「ポルシェ」をもっと詳しく

「ポルシェ」のニュース

「ポルシェ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ