あわせて73勝 佐藤心結はレジェンド2人とのラウンドで感嘆「ほんとにすごい」

2024年3月7日(木)18時41分 ALBA Net

レジェンド2人と同組だった20歳の佐藤心結(撮影:鈴木祥)

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<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 初日◇7日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72>

国内女子ツアー今季第2戦の初日。20歳の佐藤心結は不動裕理横峯さくらとのラウンド後、「ほんとにすごい」という言葉を並べる。2人のプレーを目の当たりにして、ただただ感嘆するばかりであった。


佐藤は4バーディ・7ボギーの「75」と苦戦。3オーバーの85位タイと出遅れてしまった。「ちょっとボギーが多かった。パーオン率(38.8%)がよくなくて、いい流れを作っていけなかった」とほろ苦い初日となってしまった。「当たり方とインパクトが少しばらついていた」と、その原因を分析。ラウンド後にはショットを調整し「明日以降アンダー必須なので、獲れるところはしっかり獲っていきたい」と挽回を誓う。

ただ、結果が悪くとも多くの収穫があった1日となった。永久シードを持ちツアー通算50勝の不動、通算23勝の横峯とのプレーがそれだ。「お手本のようなゴルフだった」と二人の技術の高さに圧倒された。「アプローチもほんとうにすごいし、もちろんいい音もしてますし、そういうところは見習いたい。簡単にボギーにならないようなゴルフ。グリーンを外してもしっかりパーを拾ってくるところは、きょうの自分に足りなかったところ」。明日につながるヒントも得た。

また、不動とはこれが初めてのラウンド。「ショットの精度は素晴らしい。リズムとテンポがよかった。長いウッド系のクラブもちゃんとピンを狙って刺していく」とレジェンドへの尊敬の念は深まるばかりだ。

この日横峯は2アンダー・14位タイ、不動もイーブンパー・45位タイと予選通過圏内でプレーを終えた。「(2人の)プレーを勉強しながら、自分のプラスになるようにしたい」。プロ3年目の20歳は、2日目も大きな背中を追いかけていく。(文・齊藤啓介)


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