FIA、2020年F1レギュレーションの改定点を発表。不評だったヘルメットデザイン規制が撤廃

2020年3月7日(土)8時1分 AUTOSPORT web

 世界モータースポーツ評議会が3月6日、2020年初の会合を行い、新型コロナウイルス感染拡大への対応、F1レギュレーション変更などについて、いくつかの決定がなされた。


 レース開催に大きな影響を及ぼしつつある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、状況を注視し、対応を協議する「FIAクライシス・セル」が設立されたことが明らかになった。


 2020年競技規則においては、ドライバーヘルメットのデザイン変更を制限するという規則が撤廃されることが承認された。昨年までは、ファンがドライバーを見分けやすくすることを目的に、ヘルメットの大幅なデザイン変更はシーズン1回しか認められていなかった。それによって、ダニール・クビアトが母国ロシアGPにスペシャルデザインのヘルメットを持ち込んだ際にその使用が許可されないという出来事もあり、多くのF1ドライバーがこの規則を批判していた。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 2020年には、「レースごとにドライバーヘルメットのデザインを無制限に変化させることを許可する」ことが承認されたと、FIAは発表した。


 2020年技術規則に関しては、パワーユニット監視のための新エレメント追加に伴い、車両の最低重量が745kgから746kgに変更されることが承認された。


 また、シーズン終了後にアブダビで行われるテストで、2021年用18インチタイヤが導入されることも正式に決まった。


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