モナコ、2戦ぶり白星で2位ブレストと「1」ポイント差に…南野拓実は59分までプレー

2024年3月11日(月)1時16分 サッカーキング

モナコがストラスブールに辛勝! [写真]=Getty Images

写真を拡大

 リーグ・アン第25節が10日に行われ、ストラスブールとモナコが対戦した。

 ここまで24試合を消化したリーグ・アンで勝ち点「42」を獲得し、パリ・サンジェルマン(PSG)、ブレストに次ぐ3位につけているモナコ。前々節は日本代表FW南野拓実の活躍でRCランス相手に劇的な逆転勝利を収め、前節はPSGとスコアレスドローに持ち込むなど、直近では粘り強い戦いが続いている。今節は直近7試合勝利がない12位ストラスブールの本拠地に乗り込んでの一戦。南野は5試合連続でスタメンに名を連ねた。

 序盤はモナコが8割近いボール保持率を記録し、幾度となく相手ゴール前に迫っていく。一方のストラスブールも守勢に回るだけでなく、手数をかけない素早い攻撃でチャンスを創出。23分には最前線で後方からの浮き玉を収めたディラン・バクワがボックス内へ侵入するも、モナコのGKラドスワフ・マイェツキの対応に阻まれ先制点とはならなかった。モナコは両サイドを起点に攻め込むも、なかなかバイタルエリアを攻略することができない。

 こう着状態のなかで迎えた37分、モナコは南野の鋭い縦パスをフォラリン・バログンが収め、ボックス手前からミドルシュートを放つも枠外へ。43分にはアレクサンドル・ゴロヴィンがボックス内へ縦パスを送ると、ゴール前の混戦から最後はバログンが右足を振り抜いたが、枠を捉えたシュートはGKアラー・ベラロウシュの好セーブに阻まれた。45+2分、右クロスのこぼれ球に反応した南野がダイレクトシュートを放つもDFのブロックに阻まれゴールならず。前半はこのままスコアレスで終了した。

 後半最初の決定機は54分のモナコ。右サイドの敵陣深くへ抜け出した南野が相手DFとの競り合いを制してボックス内右へ侵入。グラウンダーの折り返しにバログンが詰めたが、相手DFの対応に遭い、シュートを枠内に飛ばせず。直後のCKではウィルフリード・シンゴが打点の高いヘディングシュートを放ったが、GKベラロウシュのセーブに阻まれる。なかなか得点が奪えないモナコは59分位3枚替えを敢行し、南野はマグネス・アクリウシェとの交代でピッチを後にした。

 すると72分、敵陣右サイドを持ち上がったアクリウシェがボックス内へ侵入し、中央へラストパスを送る。これを受けた途中出場のエリーゼ・ベン・セギルがゴールへ流し込み、遂にモナコが先制に成功した。その後は両チーム共にセットプレーを起点にチャンスを作るも決め切ることができず。試合はこのまま終了し、1−0で勝利したモナコが2位ブレストとの勝ち点差を「1」に縮めた。

 次節、ストラスブールは16日にアウェイでナントと、モナコは17日にホームでロリアンと対戦する。

【スコア】
ストラスブール 0−1 モナコ

【得点者】
0−1 72分 エリーゼ・ベン・セギル(モナコ)

サッカーキング

「モナコ」をもっと詳しく

「モナコ」のニュース

「モナコ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ