ソフトバンク ウォーカーが古巣巨人に強烈すぎる”恩返し弾”「ホークスでも頑張れ!」の声

2024年3月12日(火)19時22分 ココカラネクスト

勝負強い打撃で巨人でも存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 昨年まで巨人に在籍していたソフトバンクのアダム・ウォーカーが古巣に強烈な一発を浴びせた。

 12日に行われた巨人とのオープン戦(鹿児島)、1点を追う6回二死二塁の場面で代打で登場したウォーカーは巨人2番手の直江大輔の直球を完璧に捉えるとその打球はぐんぐんと伸びて、左翼席後方の防球ネットを越える、勝ち越しの特大アーチとなった。

【動画】ウォーカーが大暴れ!第3打席に特大のホームランを打った場面

 この試合、初回に「4番・一塁」で先発出場した山川穂高が二死二塁から相手先発、山崎伊織から中前適時打を放ち先制、6回にウォーカーの逆転2ランが飛び出すなどチーム課題とされていた右打者の長距離砲がそれぞれ結果を残した。

 昨年11月に2年間在籍していた巨人とソフトバンクの交換トレードで移籍。巨人時代の日本球界1年目の2022年は124試合に出場、打率・271、23本塁打、52打点と頭角を現した。ホームランを打った際に決める「ズッキュン砲」のポーズもファンにすっかり定着、同じく在籍していたグレゴリー・ポランコ(現ロッテ)との助っ人コンビも人気を博した。

 ただ課題とされたのが守備難だった。送球面に不安を抱える中で出場機会も限られていった。

 今季はDH制のあるパ・リーグ球団に移籍したことで守備の不安もなくなり、キャリアハイの成績を更新することも期待されている。元々長打力は認められているとあって、同じくソフトバンク主砲の山川、昨年の本塁打王、ポランコとのホームランキング争いを予想する声もある。

 また、この日の豪快なアーチには巨人ファンの間からもSNS上で「ホークスでも頑張れ!」と愛されキャラとして知られたウォーカーの新天地での活躍を願う声も上がっていた。試合前には、薫陶を受けた巨人・亀井コーチに挨拶に訪れるなど、律儀な一面も変わらず。

 日本球界3年目となる今シーズン、常勝軍団復活の大事なピースとなれるか。ウォーカーの活躍を期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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