カブス指揮官、15日対戦の阪神の印象は「走力」 バッテリーの盗塁阻止に期待
2025年3月14日(金)14時15分 スポーツニッポン
カブスのクレイグ・カウンセル監督が14日、都内のホテルで、ドジャースとの開幕シリーズ(18、19日、東京ドーム)へ向けた公式会見に出席した。
開幕前の15、16日には阪神、巨人との練習試合に臨む。日本の野球スタイルについて問われたカウンセル監督は「明日(15日)対戦する阪神タイガースのスカウティングをちょっとしている。やはり走力が目についているし、走ることが好きという印象だ」と明かし、「我々の投手と捕手にとってはチャレンジになると思うが、明日へ向けて準備を進めたい」と盗塁阻止に期待。「対戦で野球を楽しむこともそうだし、まだ練習試合で準備段階とは言え、お互い世界の野球というステージで学べることを非常に楽しみにしている」と意義を強調した。
前日13日は神田明神で、今永昇太投手と鈴木誠也外野手が“ホスト役”のウエルカムパーティーが開かれた。選手は半被姿、夫人らは着物姿で鏡開きなどに参加する映像が公式インスタグラムで紹介された。マグロの解体ショーも行われたそうで、カウンセル監督は「選手が大きなナイフを持って心配したが、全体的に素晴らしい経験だった。今回は絆という言葉を意識させられているが、これからの我々の大きな旅への始まりにあたって絆を感じられた」と満足そうに話した。
“凱旋”となる今永と鈴木の様子については「普段どおりだが、さらにハッピーに感じられる」と紹介し、「日本での試合はプレッシャーを感じると思うが、チャレンジととらえていきたい」と語った。パーティーで今永が指揮官の現役時代の打撃フォームをまねして会場を沸かせた場面を問われると、「日本のプロ野球の歴史では、非常にユニークな打撃フォームをした選手が多く存在したと思うが、誰が私のフォームの真似をしてそこにたどり着いたと言い切れるでしょう?」と返して笑いを誘った。