阪神・工藤が“下克上ピッチ”3奪三振!年俸400万右腕が29億円のハップ斬り
2025年3月15日(土)14時1分 スポーツニッポン
◇プレシーズンゲーム 阪神−カブス(2025年3月15日 東京D)
支配下に昇格したばかりの工藤が“下克上ピッチ”を体現した。
カブスの上位打線とぶつかる7回に3番手で登板。1番・ハップをフルカウントからフォークで空振り三振に仕留めた。2番・鈴木の2球目には156キロを計測。5球目の153キロはバットを粉砕したものの、しぶとく左前に運ばれた。
それでも3番・タッカーをフルカウントから154キロの直球で空振り三振。4番・ターナーに四球を与えたが、ショーを空振り三振と奪ったアウトはすべて三振と力勝負でメジャーリーガーをねじ伏せた。
支配下に昇格したとはいえ、年俸は400万円(金額は推定)の右腕。対戦したバッターで今季年俸が最も高いハップの今季年俸は約29億円だ。“下克上ピッチ”を体現する力投でその名を知らしめた。