【巨人】グリフィンが先発で5回4失点 カブス打線に集中打浴びる VS鈴木誠也は四球、右飛、見三振
2025年3月16日(日)20時41分 スポーツ報知
5回2死満塁、マット・ショウに右前適時打を打たれたグリフィン(カメラ・今成 良輔)
◆MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム 巨人—カブス(16日、東京ドーム)
巨人のF・グリフィン投手(29)がカブス戦に先発し、5回5安打4失点、6奪三振4四死球の内容でマウンドを降りた。
初回、2つの四球を与えて2死一、二塁とピンチを背負うも、5番のショーを一飛に打ち取ってゼロ発進。2回も先頭のスワンソンに左翼線への二塁打を浴びたが、続くクルーアームストロングを空振り三振、ケリーを二ゴロ、2死三塁からワークマンを空振り三振に仕留めた。
3回は2死から3番の鈴木誠也を右飛に抑え、初の3者凡退イニングとした。4回も1死からブッシュ、スワンソンを連続三振で3人斬り。しかし5回に一挙4失点とつかまった。先頭のクルーアームストロングに右中間への二塁打を許すと、次打者の初球で三盗を決められ無死三塁。8番のケリーからは空振り三振を奪ったが、続くワークマンに先制の右前適時打を浴びた。さらに内野安打と四球で満塁とすると、鈴木の打席でグリフィンが暴投。2点目を献上した。鈴木は見逃し三振に抑えたが、4番のブッシュに死球を与えて再び2死満塁となり、続くショーに右前への2点タイムリーを浴びた。
直球の最速は球場表示で150キロ。鈴木との対決は四球、右飛、見逃し三振だった。
登板前日の15日に「相手がどことかは関係なく、NPBのシーズン開幕に向けての調整をやっている」と静かに闘志を燃やしていた助っ人。先発ローテの一角として期待されるだけに、課題を残す83球となった。