【F1テスト3日間総合タイム結果】フェルスタッペンと角田が並びホンダがトップ2独占。フェラーリに次ぐ4番手にライコネン

2021年3月16日(火)7時33分 AUTOSPORT web

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された3日間にわたる2021年F1プレシーズンテストが終了した。参加した10チーム合計21人のドライバーのそれぞれのベストタイムによる総合リザルトが発表された。


 テストは3月12日から14日に行われた。初日は風が非常に強く、砂嵐が起こるほどで、路面に砂がまかれ、気温も高く、3日間のなかで最も困難なコンディションだった。2日目は風は比較的強かったものの、気温は下がり、コンディションは改善。3日目は路面温度は高かったが、風は穏やかで、3日間のなかで最もよいコンディションだった。


 トップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。唯一1分28秒台に入る1分28秒960をC4タイヤでマークした。アルファタウリ・ホンダのルーキー、角田裕毅が1分29秒053(C5タイヤ)のタイムで2番手に続いた。3番手はフェラーリのカルロス・サインツJr.、4番手にアルファロメオのキミ・ライコネンが入り、チャンピオン、メルセデスのルイス・ハミルトンは5番手にとどまった。

2021年F1プレシーズンテスト3日目 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

2021年F1プレシーズンテスト2日目 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

 最終日3日目にソフトタイヤ(C5かC4)によって出されたタイムが上位に並び、各チームのプログラム、ドライバーの担当日と走行時間帯(午前か午後か)、トラブルなどにより、良いタイムが最も出やすかった最終日午後にアタックをしていないドライバーたちはタイムシートの上位には入っていない。たとえば、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは2日にわたりトラブルに見舞われ、走行時間を大幅に失った結果、初日のタイムが自己ベストタイムで、3日間総合では20番手にとどまった。
2021年F1プレシーズンテスト 記念撮影で並んだドライバーたち


■2021年F1プレシーズンテスト3日間総合リザルトタイム結果(3月12〜14日)






























































































































































PosDriverTeamTime(tyre)Test Day
1マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1’28.960(C4)3
2角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1’29.053(C5)3
3カルロス・サインツJr.フェラーリ1’29.611(C4)3
4キミ・ライコネンアルファロメオ1’29.766(C5)3
5ルイス・ハミルトンメルセデス1’30.025(C5)3
6ジョージ・ラッセルウイリアムズ1’30.117(C5)3
7ダニエル・リカルドマクラーレン1’30.144(C4)3
8セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1’30.187(C4)3
9バルテリ・ボッタスメルセデス1’30.289(C5)2
10フェルナンド・アロンソアルピーヌ1’30.318(C4)3
11ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1’30.413(C5)2
12ランス・ストロールアストンマーティン1’30.460(C5)2
13シャルル・ルクレールフェラーリ1’30.486(C3)3
14ランド・ノリスマクラーレン1’30.586(C4)2
15アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1’30.760(C5)2
16エステバン・オコンアルピーヌ1’31.146(C4)1
17ニキータ・マゼピンハース1’31.531(C4)3
18ニコラス・ラティフィウイリアムズ1’31.672(C4)2
19ミック・シューマッハーハース1’32.053(C3)3
20セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1’33.742(プロトタイプ)1
21ロイ・ニッサニーウイリアムズ1’34.789(C3)1


※F1およびピレリ発表のデータ
※タイヤはC1〜C5で、C1が最もハード、C5が最もソフト
※プロトタイプタイヤはスタンダードのC3と同じだが異なるファクトリーで製造

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