侍ジャパン、イタリア下して準決勝に進出!「日本代表は無敗」と米放送局、識者は栗山監督を称賛

2023年3月16日(木)23時31分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 侍ジャパンが3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・イタリア戦に臨み、9−3で勝利した。これで侍ジャパンは準決勝進出が決定。米フロリダ州マイアミで行われる大一番は、メキシコ−プエルトリコの勝者と対戦する。

 負けたら終わりの準々決勝で先発マウンドを任されたのは、二刀流・大谷翔平(28)。最速「164キロ」の直球とスライダー、スプリットを中心に、イタリア打線を5回途中2失点に抑え、試合を作った。

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 この日「3番・投手」で先発出場した大谷は“リアル二刀流”としても躍動。3回裏には、大谷が三塁線へ相手の意表をつくセーフティーバントを決め、自らも出塁。その後、吉田正尚(29)のショートゴロの間に1点、岡本和真(26)の3ランホームランで侍ジャパンが4点を先制した。

 大谷が5回途中でマウンドを降りると、伊藤大海(25)、今永昇太(29)とリレーし、4番手にはダルビッシュ有(36)が登板。ダルビッシュにとっては日本での最終登板になるかもしれないマウンド。8回にはイタリアの3番打者、Do・フレッチャーにレフトスタンドへソロ本塁打を浴びたが、後続を抑え、2回1失点でリードを守った。

 7回裏には吉田のソロ本塁打などが飛び出し、2点を追加した侍ジャパン。最後は大勢(23)が無失点で試合を締め、負けられない戦いでイタリアに快勝した。

 準決勝進出を決めた侍ジャパンに海外メディアも早速反応。米スポーツ専門局『FOX Sports』は「日本代表は無敗」とツイート。また、アナリストで“大谷マニア”で知られるベン・バーランダー氏は自身のTwitterで「サムライ・ジャパンが進出!!! チームジャパンがマイアミで行われるセミファイナルへの切符を手に入れた」と侍ジャパンを祝福し、「そして、チームジャパン監督の栗山さん、セミファイナル進出おめでとうございます。信じられない人間です」とツーショットとともに投稿し、日本をベスト4に導いた栗山英樹監督を称えた。

 栗山監督は試合後のインタビューで「アメリカに行って、そこでやっている選手たちに勝たなければ前に進まない。勝ちきれるように頑張っていきます」と語った。14年ぶりの世界一へ。侍ジャパンはアメリカで行われる準決勝へ臨む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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