ジャンボ尾崎は30年以上前から“地面反力”で300Y飛ばしていた!? 『突き上げドリル』で足さばきをマスターしよう【ジャンボ軍団解説】

2025年3月17日(月)16時15分 ALBA Net

ジャンボ尾崎が30年以上前から300ヤード飛ばせた理由に“地面反力”があった!

世界中のツアー通算113勝(うち日本ツアー94勝)、賞金王12回、年間最多8勝など一時代を築くとともに、日本ゴルフをけん引した不世出の天才ゴルファー・ジャンボ尾崎。ジャンボは、トップ女子プロの西郷真央や原英莉花、佐久間朱莉らの師匠でもある。令和の今でも色褪せないジャンボのスイングを、ジャンボ軍団でもある金子柱憲に解説してもらった。


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ジャンボさんのスイングの特徴のひとつに、インパクト以降、両足で地面を強く蹴り上げる動きがあります。現在飛ばしのトレンドといわれる“地面反力”を、すでに当時から実践していました。

ただし、この動きをアマチュアが取り入れる際、注意してほしいことがあります。それは、ダウンスイング以降、左足にしっかり乗れないと、上体が伸び上がる危険性があるということです。

正しい下半身の動きを覚えたいなら、突き上げドリルがオススメ。トップを作ったら、左足で踏み込んで、真下に沈んだ姿勢を作ってください。上体は右に向けたまま、左ヒザを開いて踏み込むのがポイントです。

その後に真上に振り上げるように両足で地面を蹴り上げながらフィニッシュまで持っていきます。正しい体重移動ができたら、右足が左足に寄るはず。左足の踏み込みが甘いと上体が伸び上がるだけなので注意しましょう。このドリルは打つ前に行うのも有効。飛距離アップにつながりますよ。


尾崎将司
おざき・まさし/ 1947年生まれ、徳島県出身。5年連続を含む計12度の賞金王に輝き、前人未到の通算100勝を達成。ジャンボの愛称で親しまれる。現在は笹生優花、西郷真央、原英莉花らを指導。

■金子柱憲
かねこ・よしのり/ 1961年生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部出身。83年プロ入り後にジャンボ軍団入り。同期の東聡と切磋琢磨し、通算6勝。96年尾崎に次ぐ賞金ランク2位に輝く。

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●ドラコン女子のスイングには飛ばしのヒントが詰まっている! 関連記事「【弾道測定器で検証】身長163センチの女子がガチで300ヤード達成! 飛ばしのヒミツは“斜め軸”にあった!」では、世界大会優勝経験を持つ大和田紗羅が飛ばしのコツを解説している。


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