“選挙やり直しの可能性”から一転…ラポルタ氏、銀行保証を受けて正式にバルサ会長就任へ

2021年3月17日(水)17時51分 サッカーキング

バルセロナの会長に選出されたラポルタ氏 [写真]=Getty Images

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 今月7日に実施された会長選挙によってバルセロナの会長に選出されたジョアン・ラポルタ氏が、正式就任に必要な1億2,500万ユーロ(約162億4,000万円)の保証金をラ・リーガへ提示するために銀行保証を受けた模様だ。16日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 2003年から2010年までバルセロナの会長を務めていたラポルタ氏は、昨年10月に辞任したジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長の後任を決める会長選挙で投票の54パーセントを獲得して新会長に選出された。

 クラブ規定では、新理事会は会長選挙から10日以内に、クラブの年間予算の15パーセントにあたる1億2,500万ユーロの保証金をリーグ側に提示しなければならない。しかし、13日にはラポルタ陣営で経済面を担当すると見られていたジャウメ・ジロ氏が離脱。ラポルタ氏は、保証金の資金集めに苦戦していることが報じられていた。クラブ規定では、当選した候補者が保証金を提示しないまま10日が経過した場合には暫定会長が任命され、新たな会長選挙の準備が開始されることになるため、会長選挙がやり直しとなる可能性があるとされていた。

 今回、銀行保証を受けたことで、ラポルタ氏が正式にバルセロナの会長に就任することが決定的となった。

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