F1第1戦バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

2022年3月20日(日)16時57分 AUTOSPORT web

 2022年F1第1戦バーレーンGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=5番手

2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 予選は厳しかったが、この1週間で直面した問題のことを考えれば、この結果を出せたことを誇りに思う。今のところ僕たちの前のドライバーたちは別次元にいるけれど、明日はスタートや作戦など、勝負どころがたくさんある。少なくとも彼らについていって、戦いに残れたらいいね。


 僕たちには勝てるほどの速さはない。それはこの週末の前に言っていたとおりだ。でも先週はもっと差があるように見えていたのが、少し改善されて近づいている。僕たちが成し遂げたこと、そしてこの位置に来られたことを誇りに思うよ。


 来週はさらに前進して、少しずつ、彼らを追い詰めていけるといいね。皆の努力によって改善がなされていく。僕たちは今、最大限の力を注いでいる。まだまだ先は長そうだが、僕はチャレンジが大好きだ。


(予選後の会見で語り)ほっとしたとまでは言わないけれど、全体的に満足している。この数週間、苦戦してきた。マシンに問題を抱えており、走っているときはちょっとした悪夢のようだったんだ。


 決勝では(フェラーリとレッドブルは)遠ざかっていくだろうね。彼らと戦うことはないと思う。昨日の(プラクティスでの)レースペースで、彼らの方が1秒も速かった。だから僕は後ろのドライバーたちと戦う可能性が高い。もちろん、できるだけ速く走って、前に出られるよう全力は尽くすけれど、彼らとの差はあまりにも大きい。


■オラクル・レッドブル・レーシング
セルジオ・ペレス 予選=4番手

2022年F1第1戦バーレーンGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 明日のレースに関して楽観的に考えている。レースでは何が起こるか分からない。


 今日はマシンの力を100%出し切ることができなかった。それでも良いスタートポジションを確保できたし、決勝のなかでいくつかポジションを上げていきたい。他のチームが上位にいることで、競争が激しくなるのは素晴らしいことだ。道のりは長く、重要なのは明日だ。


 すべてをうまくまとめて、最終コーナーをうまくやることができれば、3番手が可能だったと思う。最終コーナーで縁石に乗り過ぎた。


 グリッドのクリーンな側からスタートできればよかったのだが、ここでは多くのオーバーテイクが起こり得るので、フェラーリ勢と戦って、ファンのためにいいレースができればと思っている。


 レースが楽しみだよ。1周目をうまく走り、強力なペースを発揮したい。目標は、少なくとも表彰台に上ることであり、チームのために1-2を飾ることだ。フェラーリ勢と戦える良い位置にいると思う。


■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=3番手

2022年F1第1戦バーレーンGP カルロス・サインツ(フェラーリ)が予選3番手を獲得

 今週末、僕にとっては予選までは決して楽な状況ではなかった。でも今日の午後になって強力なパフォーマンスを発揮することができた。


 最後のアタックまでポール争いができたことは、良いニュースだよ。セッションを通して、上位のタイム差はものすごく僅差だった。だから今年初の予選にあまりがっかりする必要はないと思う。


 ポールを獲得したシャルル、そしてこれほど競争力が高いマシンを用意してくれたチーム全員に、おめでとうと言いたい。期待できるスタートを切ったね!


 レースに関しては、プラクティスでのロングランを見た限りでは、まだ少しやるべきことが残っていると思うが、もちろん全力を尽くして戦う。明日のレースが待ち遠しいよ。


■オラクル・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=2番手

2022年F1第1戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が予選2番手

 もちろん、いつだってさらに上を望むものだが、全体的に見て悪いポジションではないし、シーズンをポジティブな形でスタートすることができた。


 僕たちにはレースパフォーマンスが優れたマシンがある。それは重要なことだ。それに、シーズンが始まったばかりで、まだ学ぶべきことがたくさんある。


 Q2は良かったが、Q3は、バランスが適切ではなく、うまくいかない部分があった。オーバーステアが出たり、アンダーステアが出たりで、そういう状態ではコーナーを攻めることができないので、ラップをうまくまとめることが難しくなる。これに関してはこれから調べる必要がある。


 燃料が減ると、突然こういう小さな問題が出てくるんだ。でも、燃料が多い状態でレースペースを試したところ、とても強力だった。明日も強さを発揮できるといいね。


 フェラーリ勢との差はとても小さいから、厳しい戦いになりそうだ。ドライバーはふたりとも強力だし、エキサイティングなレースになるだろう。


 明日は気温が上がるようなので、タイヤには少し厳しくなるかもしれない。チームとしては、自分たちがレースでどれだけの競争力を発揮できるのを確認していく。長いシーズンだから、今後、いろいろなことが起こり得る。


■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=ポールポジション

2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得

 トップ争いに戻れるのは時間の問題だと分かっていた。僕たちのマシンを本来の位置に戻すためにハードワークを行ってきてくれたチームの全員に感謝したい。


 今日の結果には皆満足しているが、ライバルたちは強力なので、気を抜くことなく、プッシュし続けなければならないことは分かっている。


 今週末は、予選に備えてショートランに集中してきた。燃料をたっぷり積んだ状態でのロングランはテストの間にしっかりこなした。だからさまざまな状況でのマシンについて理解しているし、良い感触を持っている。


 今日一番難しかったのは、タイヤを正しい状態に持っていくことだった。でも最終的にはうまくまとめることができた。またポールを獲ることができて最高の気分だ。


(予選後にパルクフェルメで語り)いい気分だ。この数年、僕たちチームにとって信じられないほど困難な状況が続いていた。でも今年はトップに返り咲くチャンスだと大きな期待を抱いていた。


 予選でもレッドブルの方が少し速いものと思っていた。そうではなかったのはうれしい驚きだよ!

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