村上宗隆が日本を救った!劇的な逆転サヨナラ打で侍ジャパンが決勝進出!劇的打の“三冠王”は「チームメイトが助けてくれた」

2023年3月21日(火)12時39分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 侍ジャパンが3月21日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・メキシコ戦を迎え、6−5でサヨナラ勝ちを収めた。これで侍ジャパンは14年ぶりに決勝進出。世界一奪回まで残り「1勝」となった。

 “三冠王”が試合を決めた。

【動画】村上宗隆がついに大仕事!メキシコ守護神から放った逆転サヨナラ2点タイムリーをチェック!

 侍ジャパンの先発マウンドを任されたのはロッテの佐々木朗希。大一番の試合を任された“令和の怪物”は最速163キロの直球でメキシコ打線を打ち取り、3回まで無失点に抑える。

 一方、打線はメキシコの先発左腕、サンドバルが投じるスライダーとチェンジアップに翻弄され、無得点の状況が続く。

 4回には好投を続けていた佐々木がメキシコ打線に捕まる。2連打で二死1、2塁のピンチを迎えると、メキシコの6番・ウリアスに3ランホームランを献上。侍ジャパンが3点の先制を許した。

 追い上げを図る侍ジャパンは7回裏、二死1、2塁のチャンスで吉田正尚に打席が回る。吉田は相手投手が投じた変化球を捉え、ライトのポール際へ同点の一発を放った。

 しかし、8回に無失点投球を続けていた山本由伸がピンチを招くと、メキシコの5番打者パレデスにタイムリーヒットを打たれた後、さらにもう1点を追加された。

 2点を追い上げる侍ジャパンは、8回に山川穂高が犠牲フライを放ち1点の追い上げに成功した。さらに1点ビハインドで迎えた最終回、先頭の大谷翔平が二塁打を放ち出塁すると、続く吉田は四球で出塁し、無死1、2塁のチャンスを創出。この場面でここまで無安打と苦しんでいた村上宗隆に打席が回る。村上はメキシコのクローザー、ガイェゴスの速球を捉え、打球を左中間フェンスまで運んだ。これで2人のランナーが生還し、侍ジャパンがサヨナラ勝ちを収めた。

 劇的なサヨナラ打を放った村上は試合後にインタビューに応じ、「何度も三振をして、何度も悔しい思いをして、そのなかでチームメイトが点を取って助けてくれた。最後自分に打席が回ったので、僕が決めましたけど、本当にチーム一丸になった勝利かなと思いますし、その期待に応えられてよかったです」と話し、喜びを表現した。

 いよいよ明日に控えるアメリカとの決勝戦については「2009年以来の決勝ですし、このベスト4という壁が大きかった。明日はこのチームでできる最後の試合なので、目一杯楽しんで最高の決勝戦にしたいと思います」と、意気込みを語った。

 日本の“三冠王”が侍ジャパンを決勝の舞台へ導いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「侍ジャパン」をもっと詳しく

「侍ジャパン」のニュース

「侍ジャパン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ