「もうギャンブルはやりたくない」激震の余波続く! 大谷翔平通訳から解雇の水原氏が米放送局で説明「翔平は助けると言った」

2024年3月21日(木)11時30分 ココカラネクスト

常に大谷(左)をサポートしてきた水原氏(右)。そんな名通訳の電撃解雇に驚きの声が広まった。(C)Getty Images

 電撃的な決定に衝撃は広まっている。

 現地3月20日、ロサンゼルス・ドジャースは「メディアの報道を認識しており、情報を集めている」として大谷翔平の通訳を務める水原一平氏を解雇したという声明を発表した。

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 米スポーツ専門局『ESPN』など複数の米メディアによれば、問題は連邦捜査官が南カリフォルニアのブックメーカーであるマシュー・ボウヤー氏が運営するスポーツベッティング組織を調査していた中で判明。関係者への調査をした『ESPN』の伝えた銀行情報では、昨年9月と10月、大谷の名義で50万ドル(約7500万円)の送金が2件あり、ボウヤー氏の仲間の一人に対する電信送金が大谷の口座からなされていたという。

 その後、事態を把握した大谷の代理人グループは、水原氏が違法なスポーツ賭博に手を染め、現時点での“被害額”が450万ドル(約6億8000万円)にのぼったとして告発。球団も即刻解雇を言い渡したようだ。

 なお、同局の取材に応じた水原氏は、当初に「当然、翔平は事実に喜んではいなかったが、私がこれからギャンブルをしないよう助けると言った。彼は肩代わりしてくれることを決断した」と説明。ただ、同インタビューの掲載準備を始める段階で、大谷側は水原氏の説明を否定。本人も発言を撤回。「翔平は賭け事にはまったく関与していない。これが違法だとは知らなかったことを知ってほしい。私は教訓を得た。もうスポーツギャンブルは二度とやりたくない」と語ったという。

 また、ボウヤー氏の代理人を務めるダイアン・バス氏も、『ESPN』の取材で「ボウヤーとショウヘイ・オオタニは一度も会ったことも、話をしたこともない」と説明。大谷の関与を否定している。

 列島を大いに沸かせたMLBの開幕戦から一夜が明け、衝撃が走った。この一報に対する余波はしばらく収まりそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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