鈴木愛は予選落ちで自身2度目の3週連続Vならず 不運嘆くも前向き「休みをもらったと思いたい」

2024年3月24日(日)7時30分 ALBA Net

鈴木愛は無念の予選落ち。3週連続Vはならなかった(写真は初日)(撮影:上山敬太)

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<アクサレディス宮崎 2日目◇23日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>

2019年以来となる自身2度目の3週連続優勝を目指した鈴木愛だったが、トータル1オーバー・73位タイで予選落ちした。これまで鈴木と全美貞(07年)しか達成者がいない記録で、2度目となればツアー史上初のできごとだったが、宮崎での快挙はならなかった。


22年大会は3位。過去6度の出場で5度の決勝ラウンド進出を果たしていながら、開幕前に「苦手」と話していたコースで2年連続の予選落ちを喫した。「ショットはだいぶ良くなったけど、ことごとくうまくいかない」と、不運をなげく。

その一例が6番パー4。フェアウェイから残り100ヤードのセカンドショットは、手応え十分の一打になったが、ピンに直撃しグリーンの外にはじき出された。その直前の5番でも「入った」と思ったバーディパットがカップをクルリと回って外れる。「ここは向いてない。悪い方向にしかいかない」と肩を落とす。

「ショットだけなら上位にいけるレベル」というなか感じたかみ合わなさが、最悪の結果を招いてしまった。フェアウェイキープは前日の4回から9回にアップし、パーオンも11回から12回と増えた。235ヤードだった平均飛距離も244.5ヤードと10ヤード近く伸びており、その数値を見ると、やるせない思いも伝わってくる。「怒りもなく、あきれてしまうほど」。こう一日を振り返ったが、ここでしっかりと気持ちを切り替える。

来週は「ヤマハレディースオープン葛城」に出場。ただ、去年から抱えている左かかとに違和感を覚えており、回復のため急きょ空いた日曜日を有意義に過ごすつもりだ。開幕からの成績は14位、優勝、優勝と立派なもの。「3連戦頑張ってきたから、休みをもらったと思いたい」とポジティブにとらえ、“難攻不落”の葛城GCで今季3勝目を狙いたい。(文・間宮輝憲)


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