リカルドの去就に注目するレッドブル後任候補のガスリー「僕の目標はタイトルをかけて戦うこと」
2018年3月26日(月)10時0分 AUTOSPORT web
ピエール・ガスリーは、ダニエル・リカルドの契約交渉に注目している。リカルドがレッドブルとの契約を切り上げて、他チームへ移籍する場合に備えるためだ。
リカルドは2019年の選択肢として、残留か移籍か、ふたつの道を検討しており、これからの数カ月は彼の将来にとって重要なものになる。
仮にリカルドが移籍を選択した場合、レッドブルは現在ルノーに貸し出しているカルロス・サインツJr.か、トロロッソ・ホンダのガスリーを昇格させるものと見られている。
ガスリーはそのように筋書きが展開することを当てにしてはいないが、自分はリカルドの後任を務めることができると断言している。
「もちろんだよ!僕の目標はタイトルをかけて戦うことだ」と22歳のガスリーは語った。
「僕はレッドブルのドライバーで、メインチームでレースをすることを目指している。でもこれ以上のことを言うのは時期が早すぎる」
「今はトロロッソからの初めてのF1フルシーズンに備えているところで、これが僕にとって一番の任務だ」
レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チームが次の数シーズンにかけて、マックス・フェルスタッペンとともにリカルドを引き留めることができると自信を持っているが、彼を永遠に待つことはしないだろうとも主張している。
「我々は比較的落ち着いている。なぜならいくつか素晴らしい選択肢があるからだ。我々はチームに加わりたいと思っている人材やドライバーを欲している」
「決定や選択を強要することが正しいことだとは思えない。ダニエルはチームの立場を理解している。我々としては彼との契約を継続したいと思う」
「ドアは開けてあるが、永遠に開けておくつもりはない。いずれ『わかった、態度をはっきりさせるか、我々自身の選択肢から選ばなければいけないかどちらかだ』という時が来るだろう」