韓国のP・ベント監督、日本戦の完敗を悔やむ「良い試合はできなかった」

2021年3月25日(木)23時59分 サッカーキング

日本代表に敗れた韓国代表 [写真]=兼子愼一郎

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 韓国代表は25日に行われた国際親善試合で、日本代表に0−3で敗れた。試合後、韓国代表を率いるパウロ・ベント監督がオンライン上での会見に臨んだ。

 韓国代表は試合の序盤からギアが上がらず、日本に押し込まれる時間帯が続いた。まず、P・ベント監督はMFイ・ガンインを最前線に置く“ゼロトップ”を採用した要因について「日本のディフェンスラインをかく乱し、スペースを作り、後ろの選手が入っていく。あるいはナム・テヒも使えればと思っていた」とコメント。「しかし、うまくそれができなかった。内側のスペースを使わざるを得なくなり、縦のスペースができなかった。後半、縦のスペースができたが、それが当初の狙いだった。オプションとしては効果が得られなかった」と述べ、“新システム”がうまく機能しなかったことを悔やんだ。

 直近の“日韓戦”では韓国代表が2連勝を飾っていたものの、この日は日本を相手に0−3で完敗を喫した。トッテナムのFWソン・フンミンやライプツィヒのFWファン・ヒチャンを招集できなかったが、「それを言及するのは真摯な姿勢ではない。『欧州組がいれば勝てた』という言い方はすべきではない。唯一の責任者は私。選手は全力を尽くした」と断言。以下のように続け、自身の「やりたいこと」が実行できなかったと話した。

「この試合が開催されることを知った時、私の中でアイデアはあった。しかし、時間が進む中でいくつかの物事が変わっていった。結果的に今日、良い試合はできなかった。この試合の重要性もわかっている。しかし、やりたいことができなかった。相手が上回ったことは称賛すべきで、相手は勝利に値していた。我々は敗戦から学ばないといけない。代表チームの状況はそれぞれ違う状況にあった」

サッカーキング

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