スペイン3部の試合中に選手が一時心停止…一命取り留めてICUに搬送

2023年3月26日(日)13時37分 サッカーキング

コルドバの試合でアクシデント [写真]=Getty Images

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 25日に行われたプリメーラ・ディビシオンRFEF(スペイン3部)第29節コルドバ対ラシン・フェロル戦で、コルドバに所属するセルビア人DFドラギサ・グデリが試合中に心停止状態となるアクシデントが発生した。同日にスペイン紙『アス』などが報じた。

 グデリは1−1で迎えた開始11分、突如意識を失ってピッチに倒れ込んだ。その場で約7分間に及ぶ蘇生措置を受けて意識を取り戻し、救急車にてスタジアム近郊の大学病院へと搬送された。ただ、選手たちがショックを受けたこともあり、両チーム合意の上で主審が試合中断を宣言した。

 コルドバのハビエル・ゴンサレス・カルボCEO(最高経営責任者)は、クラブ公式Twitterを通じてグデリの状態に関する声明を発表。グデリが一時的に心停止状態にあったことを認め、現在の状態は安定しているものの、病院の集中治療室(ICU)にて「厳重に監視されている」と報告した。また、クラブは公式Twitterを通じて、グデリの命を救ったメディカルスタッフや医療関係者たちに感謝を述べている。



 現在25歳のグデリは、セビージャに所属するセルビア代表MFネマニャ・グデリの実弟。オランダで生まれ育ち、アヤックスの下部組織やヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)のBチーム、カディスBなどでもプレーした。2022年1月からコルドバに所属しており、今季はここまでリーグ戦24試合に出場している。

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