「ダルビッシュが衰える気配はない」開幕迫るMLBで米識者が主張!「パドレスのトップエースだ」

2023年3月27日(月)19時18分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 今回、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会制覇を成し遂げた侍ジャパンにとって、ダルビッシュ有の実力・経験が示されたのはグラウンド内だけにとどまらなかった。チーム最年長であり、最も高い実績を残してきているメジャーリーガーが、強化合宿から参加。その後、自身の調整を行いながら、チームメートとのコミュニケーションを交わす姿は連日のように報じられ、大きな話題となった。

【関連記事】WBC日本代表に異変 「侍の妻」に女子アナが消えた理由

 大会でも3度登板し、決勝では試合終盤にリリーフでマウンドに登り、クローザーの大谷翔平へと繋ぐ役割を果たしている。まさにプレーヤーとして、そして精神的支柱として、日本の3度目の優勝に貢献した。

 すでに、パドレスではオープン戦でも登板するなど、シーズンへの準備を進めているダルビッシュ。例年とは大きく異なる状況で迎える今季だが、現地メディアからの関心はやはり大きいようだ。

 米スポーツサイト『FANNATION』は3月26日、オープニングゲームを前にしたパドレスについて特集を組んでおり、他の国内メディアの見解を交えながら新シーズンに挑むダルビッシュに対する期待を綴っている。

 同メディアは「パドレスは左腕エース、ブレイク・スネルを開幕投手に起用するが『Bleacher Report』の記者であるザカリー・ライマー氏によると、スネルはサンディエゴのトップエースではない。ライマー氏は各チームのトップエースのリストを作成し、ユウ・ダルビッシュがトップエースだと考えている」と記している。

 その上で、ライマー氏のレポートを掲載しており、その中では「パドレスはジョー・マスグローブが負傷したため、またダルビッシュがWBC後の調整に時間が必要なため、開幕マウンドはスネルが登板となる。トミー・ジョンを克服し、今シーズン終了時には37歳になるダルビッシュだが、速球とスライダーを中心とした球速と回転力は相変わらずトップクラスで、年齢を感じさせることはないだろう。彼に怖いものは何もない」と日本人右腕を評している。

 また『FANNATION』のリカルド・サンドバル記者も「彼はパドレスで3年目のシーズンを迎える。WBC2度の王者であるダルビッシュは、長くサンデイゴに留まり衰える気配はない。5度のオールスターを経験した彼が、2023年にパドレスでどんな活躍を見せるのか、楽しみでならない」と今季の活躍への見込みを述べた。

 侍ジャパンではグラウンド内外で存在感を示し、最後までチームを支え続けたダルビッシュ。シーズンでもみられるであろう、さらに進化した背番号11のピッチングは、今季のMLBの大きな見どころであることは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「ダルビッシュ」をもっと詳しく

「ダルビッシュ」のニュース

「ダルビッシュ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ