4月10~11日開催のスーパーGT第1戦岡山のエントリーリストが発表。両クラス合計44台が参戦

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは3月29日、岡山国際サーキットで4月10〜11日に開催する2021年シーズンの第1戦『たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE』のエントリーリストを発表した。両クラス合計44台が参加を予定している。

　近年、スーパーGTの開幕戦の舞台としてお馴染みの岡山国際サーキットだが、2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、スーパーGTの開催はなかった。そのため、2021年シーズンの第1戦として開催される今回は、岡山での2年ぶりのスーパーGT公式戦となる。

　29日に発表された第1戦のエントリーリストには、GT500クラスが15台、GT300クラスが29台、両クラス合計で44台が顔を揃えた。

　GT500クラスのチーム、マシンの顔ぶれは3月27〜28日に富士スピードウェイで行われた第2回公式テストから変化はなく、病気療養中の牧野任祐に代わり、STANLEY NSX-GTの第2ドライバーには武藤英紀が登録されている。

　KeePer TOM’S GR Supraの第2ドライバーは、いまだ日本に入国できていないサッシャ・フェネストラズに代わり、GT300クラスのK-tunes RC F GT3のシリーズエントリードライバーである阪口晴南が引き続き登録されている。そのため、GT300クラスのK-tunes RC F GT3の第2ドライバーには、岡山と富士の公式テストでも搭乗した2020年のFIA-F4チャンピオンの平良響が登録されている。

　GT300クラスはシーズンエントリーと同様の29台がエントリーしている。

　arto RC F GT3はシリーズエントリーに名を連ねるナタポン・ホートンカムに代わり、第2ドライバーにジュリアーノ・アレジが登録された。2021年は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権にもフル参戦するアレジだが、今回の第1戦岡山で日本でのレースデビューを迎えることとなる。

　植毛ケーズフロンティア GT-Rはシリーズエントリーの飯田太陽に代わり、富田竜一郎が第2ドライバーとしてエントリーしている。RUNUP RIVAUX GT-Rは青木孝行と内田優大のコンビで第1戦岡山に挑むこととなった。

■2021年スーパーGT第1戦たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE
GT500エントリーリスト（3月29日時点）

■2021年スーパーGT第1戦たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE
GT300エントリーリスト（3月29日時点）

※BS：ブリヂストン、YH：ヨコハマ、DL：ダンロップ、MI：ミシュラン