【センバツ】浦和実・石戸 今大会初失点も8回粘投「成長して夏に戻ってきたい」
2025年3月29日(土)5時0分 スポーツニッポン
◇第97回選抜高校野球大会第10日 準決勝 浦和実0—5智弁和歌山(2025年3月28日 甲子園)
浦和実は09年の花巻東(岩手)以来となる初出場での決勝進出はならなかった。
先発した変則左腕・石戸が初回に今大会19イニング目での初失点を喫し、3回も失策絡みで失点。相手の強打に辻川正彦監督は「こんなに強いのかと。下手したらプロがいるんじゃないかという感覚でやっていた」と脱帽した。
エースの責任感を胸に115球で12安打を浴びながら8回を投げ切った石戸は「こういう打率の高いチームに投げ勝てるように成長して、夏に戻ってきたい」と誓った。