大谷翔平 投手として対戦してみたい打者3人を激白 選出は「難しくはなかった」 同僚の元MVPの名前も
2025年3月31日(月)0時0分 スポーツニッポン
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは31日、MLB選手会承認のモバイルゲーム「eBaseball:MLBPROSPIRIT」(以下メジャスピ)で4月2日から「大谷セレクション」がスタートすると発表した。
メジャスピは累計ダウンロード数500万を突破。「大谷セレクション」は、大谷が選出したMLBの野手3人と投手3人の合計6人が登場する特別なスカウトだ。打者、投手としてそれぞれ対戦し、強烈な印象を持った選手、尊敬するチームメートなど、6選手の選出理由を語る貴重なインタビュー映像も合わせて公開されている。
大谷は6人を選んだ感想について問われると「本当に率直なイメージと印象で選ばせていただきました。難しくはなかったです。直感というか、単純にいい選手だなと思った選手たちを自分なりに考えてみました」と説明。投手として対戦してみたい打者は、オリオールズのアドリー・ラッチマン捕手、ドジャースで同僚のムーキー・ベッツ内野手、ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手の3人を挙げた。
昨季まで2年連続球宴に選出されているラッチマンを選んだ理由については「まずは素晴らしい捕手だというのと、どういう投手相手にも、しっかりと自分の打席を送れる素晴らしい選手じゃないかなと思っています」と説明。過去に対戦した印象については「僕は右ピッチャーなので左打席に入るんですけど、どういう球種に対しても、自分のスイングというか、打席のスタイルというか、どういう球に対しても自分のコンタクトをできるスイングっていうのを持ってる選手だなと感じます」と振り返った。打ち取るのは難しいかと問われると「そうですね。対戦する際はミスが許されない選手じゃないかなと思います」と話した。
2018年に首位打者、MVPを獲得した実績を持つベッツを選んだ理由について「トータルで見た時に、球界の中で上位の方にいる選手だと思うので、一緒にこうやってやらせてもらえるだけでも光栄なことだなと思っています」と説明。「本当に一生懸命というか、練習も誰よりもこなしますし、見ていて時にはやりすぎじゃないかなと思うぐらい、日頃の取り組みから素晴らしい選手だと思うので、やっぱりそういう選手が結果を出していると、周りとしても自分もやらなきゃなという気持ちになりますし、そういう意味でもリーダーシップが素晴らしいと思います」と話した。ベッツの打席での印象については「最初対戦した時、しっかり打たれているので(笑い)さすがだなというか、1番バッターで最初からプレッシャーのかかるバッターが相手だと、なかなかピッチャーとしても嫌だなっていうのはありますね」と話した。
母方の祖父母が山形出身の日系3世として知られるクワンを選んだ理由については「彼は特にレフトの守備の数値が素晴らしいですし、あとは打席ですよね。空振りも少ないしコンタクトがしっかりとできる選手だと思う。身体はそこまで大きくないんですけど、日本人がより参考できる打者じゃないかなと思っています」と語った。対戦したらどう攻めるかと問われると「無理に空振りを狙いにいくことはしなくて良いと思っていて、どういう球種に対してもコンタクトしてくる能力がすごく高いので、当てられても打ち取れる確率が高いところに、自分でチョイスしながら投げていくんじゃないかなと思います」とプランを明かした。