阪神・森下&佐藤輝 ホーム開幕戦京セラで狙う、メモリアルアーチ 球団8500号まであと2
阪神は1日からホーム開幕カードとなるDeNAとの3連戦(京セラドーム)に臨む。3月29日の広島戦の6回に決勝アーチとなる逆転2ランを放った4番・森下翔太外野手(24)、28日の開幕戦で同じく決勝弾となる先制2ランを放った3番・佐藤輝明内野手(26)は気合十分。球団通算8500本塁打まであと2本と迫っており、球団創設90周年のホーム初戦で多彩な演出が予定されている初戦を、メモリアル弾で彩る。
メモリアル弾を放つにふさわしい舞台が整った。きょう1日からホーム開幕3連戦に臨む藤川阪神。昨季日本一に輝いたDeNAを京セラドームで迎え撃つ。今季から4番に座る森下が、責任感をにじませた。
「しっかり自分が(勝利につながる一打を)打って、チームが勝てるように準備したいなと思います」
3月29日、広島との開幕2戦目。1点ビハインドで迎えた6回2死二塁から難敵・床田の内角直球を振り抜いた打球は、試合を決めるアーチとなった。4番の仕事と言うべき一発で、球団通算8500号まで残り2本に迫った。
初戦は球団創設90周年イヤーのホーム開幕とあり、掛布雅之OB会長や前監督の岡田彰布オーナー付顧問ら、レジェンドOBが集結する。特別映像の放映、光の演出など多彩な演出も予定される中、イベントに花を添える一撃で球場を埋め尽くす虎党を沸かせる。
主軸がアーチをかければ勝利に近づくことは、佐藤輝と自身が打って勝利した開幕からの2戦でも証明済み。大観衆が詰めかけるであろうホームアドバンテージを生かすことができれば、必然的に結果はついてくるはずだ。2勝1敗だった開幕3連戦で4番・森下は打率・273(11打数3安打)、1本塁打、2打点。もちろん、満足はしていない。
「(打撃の状態は)まだまだじゃないですか。もっともっと状態を上げて、しっかり振れるようにしたい」
状態アップのキーポイントに挙げたのは、むしろ「そこしか意識していない」と言う「姿勢」と「構え」だ。バットを構えた際に、自身の繊細な感覚の中で違和感が生じるかどうか。かねて、「そこさえバチッとハマれば自然とバットが振れて、打席に入っても何も意識することはないので、結果につながりやすい」という感覚を探している。
プロ1年目の23年の日本シリーズでは新人最多となる7打点をマークし、昨年11月の「プレミア12」では全試合4番で躍動した。クラッチヒッターの名をほしいままにする背番号1。大舞台に強い虎のお祭り男の放物線に、期待せずにはいられない。(石崎 祥平)
≪佐藤輝は記念弾で復調や!!≫
あと2本に迫ったメモリアル弾の期待がかかるのは、3番・佐藤輝も同じだ。過去に実績がある。「2リーグ制移行後の球団通算8000号」を、23年5月19日の広島戦で放った。今回のターゲットは「1リーグ時代を含む球団8500号」。物差しが若干異なるとはいえ、「節目の本塁打」なのは同じだ。
開幕カードの広島3連戦は、初戦で初打席アーチを放った。しかし、その後は11打席連続ノーヒット。そのうち三振は7と、低空飛行が続く。主砲として「点を取れるように。打たないと話にならないので」と自覚を持つ。1日先発予定のジャクソンに対し、昨季は16打数5安打、打率.313と好相性。ド派手な記念弾で復調してみせる。
○…阪神の球団通算本塁打は8498本で、内訳は1リーグ時代に365本、1950年の2リーグ制以降に8133本。球団通算8500本塁打は巨人をはじめ過去8球団が達成しており、阪神は広い甲子園を本拠地にしていることもあり総本数が少なくなっている。佐藤輝は23年5月19日の広島戦で2リーグ制以降の球団通算8000号を放っている。