南野「もっと成長を」 日本代表“W杯ベスト8の壁”破るには...仏紙記者「Jリーグを魅力的にしないと」
2025年4月1日(火)6時20分 スポーツニッポン
フランス1部モナコで活躍中の日本代表MF南野拓実(30)が3月30日深夜に放送されたテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)にVTR出演。日本代表が出場を決めた26年W杯北中米大会に向け意気込みを語った。
番組は3週連続モナコSPの第3弾としてフランス1部リーグ・アンを特集。日本人選手の活躍にバロンドール(世界最優秀選手)を選出するサッカー専門誌フランス・フットボールも注目していると紹介。昨年、スペイン1部RソシエダードMF久保建英のインタビューも担当したというトム・ベルタン記者に話しを聞いた。
ベルタン記者は“世界最速”でW杯予選突破を決めた森保ジャパンの評価を聞かれ「前回のW杯でドイツとスペインを破り日本の評価は一気に上がりました」とコメント。日本代表が長年ぶつかり続けている“ベスト8の壁”については「欧州でプレーする選手が増えることは大変良いことだが、裏を返せば国内リーグに選手を引き留める魅力がないということ。Jリーグをもっと魅力的にし海外組とバランスを取ることが大事ですね」と持論を展開。もっとJリーグを盛り上げ国内組と海外組で切磋琢磨することが重要なのでは?と説いた。
一方、VTR出演となった南野はW杯本大会へ向け「W杯は一戦一戦、全てをかけてのトップレベルの戦い。それを日頃から味わえるのはチャンピオンズリーグ。そういったレベルの高い試合をどれだけこなすかでW杯本番でいつも通りのプレーができる。代表選手みんなが高いレベルでプレーし続けることが僕らのやるべきことだと思ってます」と意気込み。「個人的に優勝するためにはもっと成長しないといけないと思う」とモナコでのさらなる活躍を誓った。