やさしい10Kと『TP5x』で3連勝!ネリー・コルダの勢い止まらず【WITB】

2024年4月2日(火)9時3分 ALBA Net

ネリー・コルダが、出場3試合連続優勝(GettyImages)

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<フォード選手権 最終日◇31日◇セビルG&CC(米アリゾナ州)◇6734ヤード・パー72>


米国女子ツアーの新規大会は、6位タイからスタートしたネリー・コルダ(米国)が7つ伸ばし、トータル20アンダーで2週連続優勝。出場3試合連続で、今季3勝目となる通算11勝目を飾った。3連勝を飾ったのは2016年のアリヤ・ジュタヌガーン以来で、契約する米国テーラーメイドが偉業を称え、その使用ギアを紹介する。
 
「コルダは2023年11月のPNC選手権で『Qi10 MAX』(10.5°)ドライバーにスイッチし、2024年のスタート3試合全てでこのドライバーで優勝しました。彼女自身の言葉によると、コルダはアドレス時のドライバーの見た目が大好きで、フェースの中心を簡単に見つけて要求に応じて望むショットが打てます。今週も勝利への過程でフェアウェイの77%を捉えました。 
 
彼女の『TP5x』ゴルフボールは、3度の勝利の全てに使用されています。彼女は、ドライバーとアイアンのスピン量を減らし、グリーン周りのチップショットの打ち出しを下げてスピンの向上を目指し、2023年の秋に『TP5』から『TP5x』に切り替えました。コルダがテーラーメイドのゴルフボールで世界制覇を達成するのは、これで4度目となります」(同社広報)
 
同週のインドでは、中島啓太が『P7MC』(4〜5I)と『P7MB』(6〜9I)のコンボアイアンで欧州男子ツアー初勝利したが、ネリーも5番アイアンに『P770』、それ以下を『P7MC』で組み合わせている。『P770』の投入時のエピソードを同社が下記のように振り返る。
 
「ロングアイアン(5〜6I)の最初のテストで、ネリーは180〜200ヤードの距離からグリーンをキープするため、高さを増すことを目指しました。彼女の『P770』の5Iはこの要件にシームレスに応え、高さが15ft(≒5yd)向上し、完璧な飛距離を実現。『P7MC』との組み合わせで、ネリーはよりタイトな分散と正確な距離コントロールを実現しました」(同)
 
契約外でのネリーの使用クラブは、PING『G425』ハイブリッドと、タイトリスト『Vokey Design SM9 WedgeWorks 58T』のロブウェッジ、スコッティ・キャメロン『Squareback 2ツアープロトタイプ』パター。昨年末にローガン・オルソン製パターを一時投入したが、今年1月末から完璧に仕上がって見える彼女のギア。この先の変更はあるだろうか。
 
【ネリー・コルダの同社使用ギア】 
1W:Qi10 MAX(10.5° Diamana GT 60S)
3W:ステルス2(15° Ventus Red 7S)
7W:ステルス2(21° Ventus Black 7S)
5I:P770 (SteelFiber i80 cw)
6I〜PW:P7MC(SteelFiber i80 cw)
A,SW:MG4(50°SB,54°SB SteelFiber i95 cw)
BALL:TP5x
 
【ネリーの各番手のキャリー】
Qi10 MAX 10.5°ドライバー➡ 252ヤード
ステルス2 15.0° 3番ウッド➡ 232ヤード
ステルス2 21.0° 7番ウッド➡ 218ヤード
ハイブリッド➡ 200ヤード
P770 5番アイアン➡ 185ヤード
P7MC 6番アイアン➡ 169ヤード
P7MC 7番アイアン➡ 154ヤード
P7MC 8番アイアン➡ 144ヤード
P7MC 9番アイアン➡ 135ヤード
P7MC PW➡ 124ヤード
MG4ウェッジ50°➡ 113ヤード
MG4ウェッジ56°➡ 98ヤード
60°ウェッジ➡ 83ヤード


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