古橋、旗手が代表落選のセルティック指揮官、森保監督との会談を熱望!現地メディアも痛烈批判「日本のボスとしては失格だろう」

2023年4月3日(月)18時33分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 クラブの「顔」に招集がかからなかった余波は今も続いている。

 スコットランドリーグ、セルティックのアンジ・ポステコグルー監督が、日本代表の森保一監督との会談を望んでいることが現地メディアで報じられている。

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 ポステコグルー監督は、先月に行われた日本代表の国際親善試合に、古橋亨梧と旗手怜央が招集されなかったことで、メンバー発表直後から不快感を表していたことが伝えられていた。また主力2人のメンバー落ちの理由の一つとして森保監督が「リーグのレベル」が関係していると発言したことにも強い反応を示していた。

 セルティック専門サイト『THE CELTIC STAR』では4月2日、ポステコグルーのコメントなどを掲載した特集記事を配信している。

 その中で「セルティックのマネージャー、アンジェ・ポステコグルーは、日本代表のハジメ・モリヤスをレノックスタウンに招き、キョウゴとハタテのことについて話し合うよう勧めている。2人の日本人選手は、今年、特にクリスマス後に素晴らしい活躍をしていたにもかかわらず、最近の国際試合では日本代表のヘッドコーチから呼ばれることはなかった」とここまでの経緯に言及した。

 その上で、クラブから前田大然が選出されたことについても見解を示しており「モリヤス監督は、フープスのチームメイトであるダイゼン・マエダを代表に招集しながらも、この2人(古橋、旗手)を外すことにした。日本代表の監督が、キョウゴ、ハタテのプレーやリーグのレベルについてコメントしたことが、各方面から大きな批判を招いていた。全く同じ環境でプレーしている2人の仲間を招集したことを考えると、それまでの発言と矛盾している」と綴っている。

 さらに同メディアは「モリヤス監督が、キョウゴのプレーが十分なレベルに達していないと考えているのであれば、それはそれで結構なことである。しかし、セルティックで2度のカップ戦決勝を制した実績を持つキョウゴの状況を考慮しないのは、日本人ボスとして失格だろう」とエースストライカーの功績を強調しながら、代表指揮官への不満の言葉を記している。

 また、ポステコグルーが古橋に対し語った言葉も紹介しており「彼はそれ(代表入り)をモチベーションにしている。しかし、そのことで自分が落ち込んだり、気分が変わったりすることはない。セルティックで活躍し、ゴールを決め、サポーターを沸かせたいのだ。そうすれば、復帰するための最高のチャンスになると思っているんだ」と擁護し、日本代表への想いの強さを評した。

 指揮官のみならず、現地メディアも複雑な感情を抱いていることが伝わる今回のトピック。好調セルティックの原動力である2人の日本人プレーヤーの代表のピッチに立つ機会は今後、訪れるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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