ドジャース 大谷&ベッツで92年ぶり開幕7連勝!MVPコンビがサイ・ヤング腕セール攻略

2025年4月3日(木)1時35分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース3—1ブレーブス(2025年4月1日 ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、歴史的開幕7連勝の口火を切った。ブレーブス戦で1点を追う6回に右前打で出塁。続くムーキー・ベッツ内野手(32)が決勝の逆転3号2ランを放った。開幕7連勝は、初めてワールドシリーズを制した1955年以来、球団70年ぶり。前年のワールドチャンピオンでは、1933年のヤンキース以来、92年ぶりとなった。

 勝負は一瞬だった。0—1の6回。ここまで無安打の先頭・大谷は2球で追い込まれたが、決して諦めない。左腕セールの3球目の外角スライダーに体勢を崩されながらもバットだけ残し、右前打。続くベッツが左翼席に逆転2ランを叩き込み、5万182人の大観衆が狂喜乱舞した。

 デーブ・ロバーツ監督は「翔平が相手の決め球を打った。目いっぱいバットを出して食らいついた。その後のムーキーの一打は大きかった。あっという間だった」と称賛した。本拠地がロサンゼルスに移転した1958年以降では最長で、初めて世界一に輝いた1955年に10連勝発進して以来、70年ぶり3度目となる開幕7連勝だ。5回まで1安打無失点と支配的な投球だったナ・リーグの昨季サイ・ヤング賞左腕を打ち崩し、ベッツも「セールはリーグ屈指の投手。チャンスは1スイングだけ。打てる球を探していた」と白い歯をこぼした。

 この強さは本物だ。MVPトリオの一角の一塁手フリーマンが29日に自宅の浴槽で足を滑らせ、右足首痛を再発させ2試合連続で欠場した。体調不良による体重激減から回復したベッツも、現在の体重は約75・8キロ(167ポンド)でキャンプ時の体重より3・6キロ軽く、ベストコンディションではない。それでも、7年連続ポストシーズン進出中の強豪ブレーブスを一蹴し、指揮官は「チーム全員の取り組みの結果。アウトを無駄にせず、90フィート(約27・4メートル=塁間)を全力疾走し、一つ一つの打席を大事にしている」と分析した。

 打線の中心を担う大谷については「次の遠征(4日=日本時間5日からのフィラデルフィア、ワシントンでの6連戦)で休ませようとは思っていない」と明言。さらに、日本での開幕戦から続く快進撃に「期待は大陸を越えて広がっている。我々は一日一日をリセットして、次の日の準備を本当にうまくやっている」と誇った。

 米本土開幕の3月27日のタイガース戦では昨季投手3冠でア・リーグのサイ・ヤング賞左腕スクバルをKOし、この1週間で2人の昨季サイ・ヤング賞投手を攻略した。前年世界一球団の開幕7連勝は1933年のヤンキース以来、92年ぶり。今世紀初となるワールドシリーズ連覇へ、王者の進撃が止まらない。(柳原 直之)

 ≪球団最長は10連勝≫今回のドジャースの開幕7連勝を上回るのは球団では1955年の10連勝、1940年の同9連勝。同7連勝は前年のワールドチャンピオンでは1933年のヤンキースと並び最長タイ。ド軍は55年は後に中日で野手としてプレーしたドン・ニューカムが20勝を挙げて世界一に輝いた。33年のヤ軍はルー・ゲーリッグとベーブ・ルースが打線をけん引し、ア・リーグ2位だった。大リーグの開幕からの連勝記録は2023年レイズ、87年ブルワーズ、82年ブレーブスの13。次いで81年アスレチックスが11。開幕8連勝以上は過去16度ある。

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