いったい誰が止める? 大谷翔平のサヨナラ弾で今だ敵なしのドジャースに米騒然「まったく不条理だ。止められる気配がない」

2025年4月3日(木)16時0分 ココカラネクスト

大谷の値千金となるホームランでサヨナラ勝ちを収めたドジャース。その勢いは止められそうにない。(C)Getty Images

 ここぞの場面で、最高の仕事をやってのける——。現地時間4月2日のブレーブス戦は、大谷翔平(ドジャース)の千両役者ぶりが際立つ一戦となった。

【動画】球場騒然!大谷サヨナラホームランで8連勝シーン

 この日は守備の乱れもあり、序盤で5点差をつけられるなど劣勢となっていたドジャースだが、開幕7連勝を誇ったチームは終盤に粘りを発揮。8回裏にマックス・マンシーの適時打で同点としていた。

 そして5-5で迎えた9回裏に大谷が本領を発揮する。エンゼルス時代の同僚でもあるライセル・イグレシアスと対峙した背番号17は、「自然に反応できた」と初球に外角高めへと甘く入ったチェンジアップを強振。センターバックスクリーン方向に弾き返した打球は、瞬く間にフェンスを越えた。

 球場が熱狂する中、悠々とベースを一周した大谷。期待に応えるスター性は、まさに圧巻の一語である。

 無論、ドジャースの勢いもまた凄まじい。この日は3個のエラーを記録するなど流れの悪さも目立ったが、そうした展開ももろともせずに球団史上で70年ぶりとなる開幕8連勝を決めた。そのチーム力は見事という他にない。

 6度の逆転劇を含んだ8連勝というドジャースの快進撃に米メディアも驚くばかりだ。米版『Yahoo! Sports』のジャック・ベアー記者は「大谷とドジャースは、間違いなく最高のオフシーズンを過ごしたのだから、この展開は球界の誰もが驚くことではない。だが、今彼らと9イニングを戦い抜くのは絶対的な悪夢のようだ」と強調。さらに米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、こう記している。

「ショウヘイ・オオタニが自身のボブルヘッドナイトでサヨナラホームランを打ち、ドジャースは今季8勝0敗となった。このチームは全くの不条理だ。今のところ全く止められる気配がない」

 大型補強による相次ぐスター獲得で球界屈指のタレント力を誇るドジャース。「銀河系軍団」との異名が、単なる机上の空論ではないことを結果で示し続ける彼らの勢いは、もうどうにも止まらない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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