サウサンプトン、2点差ひっくり返してバーンリーに逆転勝利…南野拓実はベンチ入りも出番なし

2021年4月4日(日)21時52分 サッカーキング

サウサンプトンとバーンリーが対戦した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第30節が4日に行われ、MF南野拓実が所属する14位サウサンプトンは、勝ち点で並ぶ15位バーンリーとホームで対戦した。日本代表の活動から帰還したばかりの南野はベンチスタートとなったが、出場はなかった。

 立ち上がりからお互いにアグレッシブな姿勢を見せた試合は、12分にバーンリーが先制する。エリック・ピーテルスが倒されてPKを獲得すると、キッカーのクリス・ウッドはど真ん中に突き刺した。ウッドは3試合連続のゴールとなった。

バーンリーは28分に追加点を獲得。ベン・ミーが前方に蹴り込んだボールにウッドが競り勝つと、落としを回収したマチェイ・ヴィドラが左足のボレーを突き刺す。しかし、サウサンプトンもすぐに1点を返す。31分、ジェームズ・ウォード・プラウズのパスを受けたダニー・イングスがワンタッチではたくと、飛び込んだスチュアート・アームストロングはダイレクトで流し込んだ。

 すると42分、サウサンプトンが試合を振り出しに戻す。後方からのボールに反応したイングスは寄せてきた相手DFと入れ替わってペナルティエリアに侵入。ブロックに入った相手DFをシュートモーションで滑らせると、最後は飛び出してきた相手GKニック・ポープの股を抜いてネットを揺らした。

 サウサンプトンは60分、ウォード・プラウズがペナルティエリア手前から放ったシュートがクロスバーに直撃。62分にはアームストロングが低くて鋭いミドルシュートを繰り出すが、これはポープの好セーブに阻まれる。

 後半になって一方的な展開が続くサウサンプトンは、66分に待望の逆転ゴールを獲得する。イングスがペナルティエリアで放った強烈なシュートはポープに阻まれるが、こぼれ球を回収したテオ・ウォルコットが浮き球で折り返すと、ネイサン・レドモンドが右足のダイレクトボレーで押し込んだ。

 追う展開となったバーンリーは78分、ウッドが左斜め45度の位置から巻いてファーサイドを狙うが、相手GKフレイザー・フォースターの好セーブに遭う。81分には右からドワイト・マクニールがゴールに向かうボールを供給し、ウッドがダイビングヘッドで合わせたが、これもフォースターに阻まれた

 試合はこのまま終了。サウサンプトンはリーグ戦3試合ぶりの白星で暫定13位浮上。バーンリーはリーグ戦4試合ぶりの黒星となり、サウサンプトンとの勝ち点差は「3」に開いた。次節、サウサンプトンは12日にアウェイでウェスト・ブロムウィッチと、バーンリーは11日にホームでニューカッスルと対戦する。

【スコア】
サウサンプトン 3−2 バーンリー

【得点者】
0−1 12分 クリス・ウッド(バーンリー)
0−2 28分 マチェイ・ヴィドラ(バーンリー)
1−2 31分 スチュアート・アームストロング(サウサンプトン)
2−2 42分 ダニー・イングス(サウサンプトン)
3−2 66分 ネイサン・レドモンド(サウサンプトン)

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