ボローニャ、ルカク弾のインテルに敗れ3戦ぶり黒星…冨安は前半に負傷交代

2021年4月4日(日)5時39分 サッカーキング

ボローニャとインテルが対戦した [写真]=Getty Images

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 セリエA第29節が3日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャとインテルが対戦した。冨安は3試合連続で先発出場し、34分までプレーした。

 前節のクロトーネ戦に勝利し、今季初の2連勝を記録したボローニャは現在11位。一方のインテルは勝ち点65ポイントで首位につけており、2位ミランとの差は5ポイントとなっている。ボローニャがインテルをホームに迎え、試合はスタートした。

 インテルが32分、試合を動かした。左サイド前方でスルーパスに抜けたアレッサンドロ・バストーニ が絶妙なクロスを上げると。これにロメル・ルカクがヘディングで合わせる。GKに弾かれたボールが右のゴールポストに当たると、ルカク自らゴールに押し込み、先制に成功した。

 ボローニャは32分、冨安にアクシデントが発生する。右足を痛めた冨安がベンチに交代を要求する合図を送ると、34分、インテルのCKになったタイミングでピッチに座り込む。そのままロレンツォ・デ・シルヴェストリとの交代でピッチを後にする。

 ボローニャは前半アディショナルタイム3分に決定機を迎える。右サイドからCKをあげると、ゴール前至近距離でポジションをとったロベルト・ソリアーノが右足で合わせる。しかし、ボールは枠を越え、同点とすることはできなかった。

 1点ビハインドで後半へ折り返したボローニャが攻撃を仕掛けていく。48分、ソリアーノからエリア内でボールを背負ったニコラ・サンソーネが反転から右足を振り抜くが、ボールはわずかにゴール右上に外れる。インテルは50分、エリア手前でボールを受けたラウタロ・マルティネスが緩急からシュートコースを作り、右足で打つ。しかし、ボールは右のゴールポストを直撃した。

 ボローニャは64分、右サイドのシルヴェストリからのクロスにサンソーネが右足のボレーで合わせるが、シュートはGKサミール・ハンダノヴィッチにキャッチされる。

 ボローニャの反撃も及ばず、試合はこのまま終了。後半にかけてインテルを苦しめたボローニャだったが、反撃弾を奪うことはできず3戦ぶり黒星。インテルはリーグ戦9連勝とし、勝ち点を68に伸ばして首位を快走している。

 次節、ボローニャは11日にアウェイでローマと対戦する。インテルは7日に延期分の第28節を戦う予定となっており、ホームでサッスオーロと対戦する。

【スコア】
ボローニャ 0−1 インテル

【得点者】
0−1 32分 ロメル・ルカク(インテル)

サッカーキング

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